ドリンクバーで数時間居座り、イチャイチャ! 中国「サイゼリヤ」が熟年不倫カップルのデートスポットに
2015/11/27 14:00
#中国 #東アジアニュース
中国のIKEAで、本気で寝るおばちゃん。いびきが聞こえてきそうだ
ほかにも、マクドナルドやケンタッキーフライドチキンも人気のデートスポットだが、ここではもはや消費しない。実は、中国のファストフード店では、何も買わずに席に居座り続ける人が多いのだ。注意する店員はほとんどいないし、あいている時間帯ならなおさらスルー。何も買わずに自前の水筒を手に、長時間話し込んでいる熟年カップルの姿も珍しくない。
「中国の今の60代は、社会の秩序が破壊された文化大革命の中でどっぷり青春時代を過ごしたので教育を受けていないし、一番育ちの悪い“ギャング世代”。また50代は、幼少期に文革を経験し、青春時代は妄信的に海外崇拝になった、振り幅が大きい“混乱世代”。この層は『自分たちの人生は損をしている』という被害者意識が強いため、快楽主義に走りがちな一方、お金はないので徹底してケチ。だから、コスパに優れた店に群がって、やりたい放題。失った青春を謳歌していますよ(苦笑)」(同)
今、中国社会を動かしている国家の代表たちはまさしくこの世代に属し、世界秩序を無視してまい進中だが、国内における同年代の庶民たちのやりたい放題も、相当なものである。
(取材・文=ルーシー市野)
最終更新:2016/01/25 17:52
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