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日刊サイゾー トップ > エンタメ > ドラマ  > 「負け組ドラマ」が香里奈に肉薄

振り向けば香里奈!? 「負け組冬ドラマ」が『結婚式の前日に』をバカにできない理由

karina0508-main.jpgいいドラマと評判です

 2015年の冬ドラマも終盤戦。前半は軒並み高視聴率を記録した今クールだが、ここへきてはっきりと“明暗”が分かれてきた格好だ。

 圧倒的な強さを見せるのは、日曜劇場『下町ロケット』(TBS系)だ。初回の16.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区 以下同)から視聴率は上昇傾向で、第5話は世界野球『プレミア12』の「日本対ベネズエラ」の高視聴率も手伝って20.2%と大台を記録。第2部に入った第6話でも17.8%と好調を継続し、クール首位は堅い状況にある。

 石原さとみと山下智久主演の『5→9』(フジテレビ系)、天海祐希主演の『偽装の夫婦』(日本テレビ系)は初回から2ケタキープしてはいるものの大きな上昇はなし。今後は最後まで10%台をキープできるかの勝負といったところだろう。ここまでが、今クールドラマの一応「勝ち組」といえる。

 だが、それ以外のドラマには、徐々に暗雲が……。

「『掟上今日子の備忘録』『エンジェル・ハート』(ともに日本テレビ系)は、後半に入って1ケタを連発。『エンジェル・ハート』は22時半という放送時間帯ということでまだ言い訳もききそうですが、新垣結衣のシャワーシーンやルックスしか話題にならない『掟上』は21時からというゴールデンタイムなだけに、特に第6話の7.6%は苦しい数字。もともと『視聴率が取れない女優』の一人として不安視されていた新垣ですが、好調であるはずの日本テレビ系ですでに“コケ”寸前の状況というのは、非常にマズいかも……」(芸能記者)

 21日放送の第7話は9.3%の『掟上』だが、一度下がった視聴率を再浮上させた例が近年のドラマではあまり見られないため、先行きは暗い。

 同じく、西島秀俊主演の『無痛』、篠原涼子『オトナ女子』(ともにフジテレビ系)も明るい話題は極めて少ない。『オトナ女子』にいたっては、フジの木曜22時枠史上初の「全話」1ケタという惨状すらあり得る状況だが、ここのところとにかく嫌われているフジテレビのせいという意見も多く、役者陣に責任はないと見る向きもある。

 ただ、このままでは同クール最大の“ハンデ”を背負ったドラマにも肉薄されかねない作品が多いと、記者は指摘する。

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