一晩で50GB・30万円!? 中国で多発するスマホ高額請求トラブル、犯人は「中華アプリ」か
#中国 #東アジアニュース
中国で今、スマホの通信料の高額請求が社会問題化しているという。
「環球網」(11月14日付)によると、中国湖北省武漢市に住む女性が、一晩寝ている間に50GB分のデータ通信をしたことにされ、30万円相当の料金を請求されたという。この女性は仕事を終えて帰宅後、スマホを充電したまま就寝。翌朝、通勤中に操作していたところ、メールや電話機能が使えなくなっていることに気がつき、すぐに契約しているキャリアのチャイナ・テレコムに問い合わせた。すると、前日の夜11時頃から突如、通信量が跳ね上がり、数十秒ごとに180~300円の通信料が加算されていたことが判明。
使用していないはずのスマホで、なぜこのようなことが起こったのか? 同紙記者が携帯ショップに聞いたところ、原因としてウイルス感染か、何かのアプリがバックグラウンドで起動し、勝手に通信を行っていた可能性を指摘。一方、チャイナ・テレコムは「今回のような通信量の急激な跳ね上がりについては前例がなく、調査する」としたという。
しかし、記者が調査したところ、今月だけで中国大手キャリア3社(チャイナ・テレコム、チャイナ・モバイル、チャイナ・ユニコム)でも同様のトラブルがいくつも発生していたことが判明。中国版Twitter「微博」でも同じトラブル報告があったが、中にはキャリアの“陰謀説”を言及する者も。
「俺も全然使った覚えがないのに、いきなり容量オーバーになった。中国のキャリアは信用できない!」
「4G回線は怖くて使えない。20分間動画を見たら、1GBも使用したことになってた」
「変なアプリを入れたら、勝手に大量通信してたことがあった。もしかして、キャリアが裏でこうしたアプリを作ってるんじゃないか」
「データ量は目に見えないものだから、キャリアは改ざんし放題じゃないか」
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