高部あい逮捕で正月ドラマ『大奥』放送中止決定も賠償ナシ!? それでもフジテレビがオスカーにこびる理由
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全日本国民的美少女コンテストで脚光を浴びたものの、そこそこのバラエティ、そこそこのドラマ出演などで、一部のアイドルファン以外には認知されていたとは言い難かった元オスカー所属の高部あい。そんな彼女が、コカインや向精神薬の所持容疑で逮捕されたのは10月15日のことだった。また、逮捕後の尿検査で妊娠初期であることがわかり、現在はおなかの子の父親、また彼女に薬物を提供していたとされる“お友達”探しが過熱している。
高部逮捕に関して、業界内で最大の関心事といえば、フジテレビが正月に放送予定のドラマ『大奥』である。人気シリーズだけにフジの力の入れようは相当のもので、米倉涼子主演、3日連続放送と、まさにフジの威信をかけたスペシャルドラマになる予定だった。高部は事務所の先輩である米倉のいわゆるバーターで、ドラマの中でも切るに切れない役どころであり、編集でカットすることは不可能。この事態に、フジは放送中止を決定したとささやかれている。
「高部逮捕の連絡を受けて、局内は騒然となりました。米倉涼子主演、優良コンテンツでもある『大奥』とだけあって、確実に視聴率が見込めると意気込んでいたんですが……」(フジ関係者)
ドラマ放送中止となると、通常ならば巨額の賠償問題が付きまとう。ましてや制作費のかかる時代劇、その額は億単位に上るはずなのだが……。
「今回は、フジがオスカーに賠償金を請求するという話は出ていません。このところ、俳優やタレントからも局への批判が多く、フジはどこにも頭が上がらない状態なんです。米倉、上戸彩などの人気女優を抱えるオスカーですよ? 上から『どういうことだ?』とすごむなんて無理。賠償金というよりも、今後なんらかの形でオスカーさんには局へ貢献してもらうということになりました」(同)
オスカーは、必ずといっていいほどバーターをねじ込んでくることで有名な営業力の高さで、着実に企業としての実績を伸ばしてきた。今回のドラマ放送中止でフジから恩を売られた形になったオスカーは、どのタイミングで“恩返し”をするのか? コカイン&妊娠ばかりが取り沙汰されている今回の事件だが、業界内のパワーバランスを垣間見た事件でもあった。
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