『劇場版 MOZU』ヒットは“喫煙シーン騒動”のおかげ? 試写会で起こった嫌煙騒動の顛末
2015/11/23 11:00
#映画 #ドラマ #TBS #西島秀俊 #MOZU
これにカチンときたのが、ベテランスポーツ紙記者。自身がヘビースモーカーとあってか「じゃあ、『刑事コロンボ』も放送できないな。葉巻を吸いまくってる」と、失笑しながら一言。すると、女性ライターは記者のほうを振り向き「30年前の舘ひろしじゃあるまいし。今は警察署内も禁煙でしょ」と反論した。
一瞬、なんとも不穏な空気が漂ったが、「あれって、要するに自分の吸う吸わないのスタンスが意見に反映されているよね」と、これを目撃した映画関係者。この関係者によると、映画版では収録中もスタッフが自由にタバコを吸っていたらしく「そうした環境は、俳優がタバコを手にした際の絵作りにも生かされた」という。
映画を製作したTBSに「喫煙シーンへのクレームがどれぐらいあったか?」と問い合わせてみると、「そういう意見はありましたが、件数は把握していない」と“煙に巻いた”。
映画はあくまでフィクションであり、作品内で交通違反があっても抗議する人はいないだろう。製作側は嫌煙家の反発をあおりたくないのか、反論は出演者任せのようだが……。
(文=ハイセーヤスダ)
最終更新:2015/11/23 11:00
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