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日刊サイゾー トップ > 社会  > マック凋落の発端はポテトの量?

292億円の大赤字……マクドナルド凋落の発端は「手提げ袋撤廃」と「ポテトの量」?

 また、「前に入ったとき店内が汚れてて、それからイメージ的に行かなくなった」という若い女性や、「コンビニのコーヒーの質が上がったからマックには足を運ばなくなった」というサラリーマン風の男性もいたが、これらはサービス面への不満ではなく、品質や信頼が問われた問題だ。

「もともとファーストフードは手軽さが売りだったわけですが、そもそも値段は決して安くはないマクドナルドには、ブランド力があったんです。それが一時的に激安商戦に参入したため、商品自体が安っぽく感じられるようになってしまった。結果として、値段が高いと割高に感じ、安くても信頼の低下が『何かあるんじゃないか』と不安に思わせるようになってしまった印象です。期限切れ食材や異物混入はその不安にお墨付きを与えてしまったもので、ブランドイメージの回復は容易ではないと思います」(コンサルタント)

 マクドナルドはドコモの決済サービスを利用するとポイント付帯で割引となる新サービスを導入し巻き返しを図るが、問題の根が深そうなマック離れだけに、根本的な解決となるのか不安視される。
(文=片岡亮)

最終更新:2015/11/19 11:29
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