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日刊サイゾー トップ > 海外  > 韓国ちょんの間旅館「ヨガンバリ」
【韓国って、今どうなってるの!?】行って見て味わった「ソウル弾丸ツアー」vol.15

旅館街が風俗街に? 都心に潜む、ちょんの間旅館「ヨガンバリ」

(前号、モラン市場から続く)

「ああ、とうとうヤッテしまった」

 地下鉄でソウル中心部に戻る途中、軽い自己嫌悪に陥る根っからイヌ派の筆者。ポシンタンを食べたことで、以前飼っていたミニチュアダックスの愛犬「カブ」の位牌を思い浮かべ、そっと合掌するのでありました。

 ピョ氏と向かっているのは、南大門市場のすぐ近くにある小さな旅館街だ。旅の最終日にゲストハウスから旅館に引っ越し? というわけではなく、そこは「ヨガンバリ」と呼ばれるちょんの間旅館の集まる路地である。

 が、その前に、ピョ氏の用事に付き合って一旦下車した新沙駅で見た光景に驚いてしまった。いくらブームだからといって、美容整形のビフォーアフターのポスターが駅構内に張り出されるなんて、日本ではあり得ないんじゃない。なんでこんな巨大ポスターが?

DSCN0721ポスターの真ん中には驚愕のビフォーアフターが!!

 そう思ったら、

「新沙は、美容整形外科が集まってる街なんです。週末には若者で賑わう、ソウルの代官山とか表参道ですかね」

 ピョ氏はそう説明してくれた。

「オシャレな街で美女に生まれ変わった成れの果てが、オーパルパルのサイボーグちょんの間街ってこと?」

「たぶん、彼女たちもここでしょうね(笑)」

 韓国では、大学入学のお祝いに両親が娘に整形美容をプレゼントするってくらい一般的とはいうが……。

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