トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 加藤茶「財産はない」発言は本当?

加藤茶「財産はない」発言は本当? キャラグッズ印税はどこに消えたのか……

katoucha0615.jpg

 莫大な財産はあるのか、ないのか?

 他人がそれを察するのも下世話な話だが、加藤茶に関しては世間の関心も高い。全盛期は億単位の年収を手にしていたとみられる加藤だが、45歳年下の妻・綾菜さんと再婚して以降は“嫁の財産狙い”と陰口を叩かれているからか「財産はさっぱりない」と言ってきた。しかし、加藤に近いベテラン芸能プロ関係者は「それでも、かなりのものがある」と話す。

「当然、全盛期に比べたらテレビ出演もかなり減ったわけだけど、1回100万円といわれるパチンコ店の営業仕事はテレビ出演に引けを取らない高額バイトになっているし、何より関連グッズの印税収入がかなりある」(同)


 この関係者によると、加藤は元ドリフターズの中でも、キャラクターグッズで一番稼いでいるのだという。確かに、加藤のハゲ頭カツラ姿の人形は、全国のご当地ストラップにもなって、観光地やドライブインなどで売られている。同様のデザインを配した菓子などの土産物もある。また、通称「ガチャガチャ」と呼ばれる玩具販売機やクレーンゲーム用の景品としても、加藤のキャラクターグッズは100種類を超える。

「さらに、CDやDVDで定期的に再編集盤が発売される過去の音楽や映像なんかもあるから、こうした印税だけでも一般のサラリーマンの年収をはるかに超えるものがある」(同)

 加藤は10月5日のバラエティ番組『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)に出演、絶頂期のギャラについて「忙しい年は1本1,800万円の営業が年間70~80本あった」と話し、これは計算すれば年収14億円となる。およそ16年間続いたTBS系人気番組『8時だョ!全員集合』時は200億円を突破。「5等分じゃなく長さん(いかりや長介)がほとんど持っていった」と加藤は言うものの、たとえ1割でも20億円という計算だ。少なくとも年収1億円以上はあったことになる。

「そのいかりやさんが生きていた頃、『印税であっさり抜かれた。茶が一番、儲かっている』なんて言っていたほど。加藤は『カネは銀座で全部使った』なんて言っていたけど、銀座でよく飲んでいた店は古い付き合いのところで、月にまとめて定額でポンと支払って、いつでも飲み放題という形だったから、それで散財したのは考えにくい。カジノや競馬にハマりすぎて、ギャンブルで相当、損をしたのは確か。バブル時に投資話に乗せられ大失敗したことも聞いたけど、それでも印税収入という大きな後ろ盾があってのこと」(同)

 加藤に莫大な資産がなかったとしても、印税はたとえ加藤が亡くなっても受け継がれる。そういう意味では、綾菜さんが狙わずとも財産が得られるのは事実のようだ。
(文=和田修二)

最終更新:2015/11/15 08:00
ページ上部へ戻る

配給映画