“キングカズ”三浦知良(48)現役続行に賛否両論! 夢は赤いちゃんちゃんこでクールダウン?
#サッカー #三浦知良
今月11日、横浜FC所属FW三浦知良ことキングカズが来シーズンも現役を続行することを決めた。今季はこれまでに16試合出場して3得点。出場するたびに最年長出場記録、得点を決めるたびに最年長ゴール記録を更新するレジェンドが、背番号にちなんで11月11日11時11分にクラブを通して発表した。しかし、この現役続行についてファンの間で、賛否両論の議論が交わされているという。
「さすがに来年49歳ですからね。正直、プレーにはピークの面影もないですよ。なので『衰えていく姿を見たくない!』という意見や、『カズが出てくると、“真剣勝負”から“イベント事”になっちゃう!』といった声が聞こえてくるのは当然といえば当然でしょう。もちろん、『できるとこまでやってほしい!』『山本昌を超えろ!』というポジティブな意見もありますし、賛否両論ですよ。それでも横浜FCとしては、集客力もありますし、何よりカズが出てくると試合が盛り上がりますから、手放したくはないですよね」(スポーツライター)
今年は、カズの1歳下である“ゴン中山”こと中山雅史がアスルクラロ沼津で復帰を果たした。アスルクラロ沼津は、カズの所属する横浜FC(J2)の2つ下のカテゴリーに属するJFLのチームで、いわゆるセミプロと呼ばれるクラブだ。
今年の4月に野球評論家の張本勲氏が、TBS系『サンデーモーニング』でカズに向かって「若い選手に席を譲ってやらないと。しがみつく必要はない」と引退勧告したことで話題となったが、ゴン中山のようにカテゴリーを下げて自分に見合うチームを探せば、若手の邪魔にもならずに現役を続行することができる。果たして、カズは一体何歳まで続ける気でいるのだろうか?
「元日本代表の望月選手がいつまで現役を続けるのかをカズに聞いたところ『還暦まで』と答えたという有名なエピソードがあります。さらには、ゴルフのシニアツアーのTV中継を熱心に見ている姿を関係者が見たとの話もあり、還暦というのは単なるリップサービスではないようですね。試合後にはお決まりの白いガウンではなく、赤いちゃんちゃんこを着てクールダウンするつもりなんじゃないかとウワサされています」(同ライター)
日本サッカーを今まで牽引してきたキングカズ。運やタイミング、さまざまな要素が絡み合いW杯出場は叶わなかったものの、カズが居なければ、いまだに日本はW杯出場ができていなかったのかもしれないし、中田英寿や本田圭佑といったスターは誕生しなかったのかもしれない。後進に席を譲れだ、潔く引退しろだの周りからはいろいろ聞こえてくるかもしれないが、引退の時期を自分で決めるぐらいのわがままを言う権利があるのではないかと、個人的には感じている。
(文=沢野奈津夫)
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