「テリー伊藤のような者とは絶対付き合ってはいけない」故・日刊ゲンダイ川鍋会長の名語録
#週刊誌 #元木昌彦 #週刊誌スクープ大賞
今週の注目記事・第1位
「安倍晋三 <スクープレポート>『朴槿恵の前で大失態』一部始終」(「週刊現代」11/21号)
「『たった3億円』で手打ちした韓国への唖然呆然」(「週刊ポスト」11/20号)
「<日韓首脳ドロ縄初対決> 安倍は朴に勝ったのか?」(「週刊文春」11/12号)
「<反日>『朴槿恵』大統領 敗北は『慰安婦』の空砲」(「週刊新潮」11/12号)
第2位
「『認知症老人』1000万人に! ニッポンの大ピンチ 医療も介護も年金も、ぜんぶ吹っ飛ぶ」(「週刊現代」11/21号)
第3位
「美智子さま『ご心痛』の核心 天皇<富山海づくり大会> 式辞ご中断事件」(「週刊文春」11/12号)
第4位
「自衛官の『戦死』 補償・祭祀どうなる これで遺族は納得できるのか」(「週刊朝日」11/20号)
第5位
「今から『自宅マンション』を点検できる完全ガイド」(「週刊新潮」11/12号)
第6位
「ソニーに売り飛ばされる東芝社員 得するのか?損するのか?」(「週刊ポスト」11/20号)
第7位
「どうやって、どこで生きていくのか 小保方晴子さん『家族離散』の哀しい日々」(「週刊現代」11/21号)
第8位
「『朝日新聞』が宣伝する『難民受け入れない日本は冷たい国』への反論」(「週刊新潮」11/12号)
番外 現代、ポストのSEX記事の勝者はどっちだ!
まずはヘア・ヌードグラビアから。ポストは「日活ロマンポルノカレンダー 甦るエロスの美神」と、元SKE48の“おっぱい番長”「佐藤聖羅 解き放たれたGカップ」。こちらはヘアなし。
現代は「<巻頭カラー 10ページ!>伝説ふたたび」と銘打って、またまた「河合奈保子」。今年がデビュー35周年だそうだが、やっぱりカワイイね。1963年生まれだから、彼女も50を超えたのか。今のカワイイ中年の奈保子オバチャンを見てみたいね。フライデーが張り込んでくれないかな。
後半は、「安倍なつみ」「後藤真希」のセクシーショット。「緊急特集 すべて本物『人妻自撮りヌード』」。袋とじは「90年代『アイドルヘアヌード』傑作選」。大西結花、濱田のり子、小沢なつき、小松千春。
ともにわいせつ度はいまいちだが、質量ともに現代が勝っている。
記事ではどうか? ポストは「絶対安全で気持ちいい『天国』教えます」。フーゾク入門篇で、エステやピンサロ、ソープランドなどの仕組みと、北海道から福岡中州までの大繁盛店の紹介。だが、店名はイニシャルなのが残念。熊本のソープ「B」はプロ野球選手や芸能人が足繁く通う名店だそうだが、料金は90分4万5,000円だそうな。高~ッ。
新編集長になったからではないだろうが、現代のほうもポストに負けじと力を入れている。「60からの新・HOW TO SEX」大特集。
Iは、女性器はここまでわかったとして「形状、クリトリス、Gスポット、におい、色、絶頂、潮吹き」の最新知見をズラズラ。これを読むだけで満腹。
IIは、「もう一度やり直す60からの『フェラチオ』と『クンニリングス』」。
IIIは、「感じる体位」「感じさせる体位」のニュートレンド。スパイダーなる体位を紹介しているが、こんなアクロバットのような体位を取ったら、腸捻転でも起こしはしないだろうか?
IVは、電気マッサージ器を使って女性を攻めてみませんかというのだ。電マを買わなくても、スマホのバイブレーター機能を使って楽しむことができると懇切丁寧に教えてくださるが、読み終えるとクタクタになって、とてもSEXをするような気分ではない。
こうした読み物は実用ではなく、一種のポルノ小説として読むのが正しいのではあるまいか。宇能鴻一郎の小説よりも、コーフン度は高いような気がする。
今週もグラビアを含めて、質量ともに現代がポストを圧倒した。
まずは新潮の、日本は難民に冷たくないという記事から。昨年、日本政府に難民申請をした外国人は5,000人いるが、実際に認定されたのはたった11人だった。そのことで、朝日新聞や毎日新聞は政府の難民政策を批判しているが、実際に難民支援している現場の人間は、ニセ難民が多く、本当の難民を見つけるのは石ころからダイヤモンドを探し当てるようなものだと語っている。
しかも、外国人が「難民申請」して不認定になっても異議申し立てができ、さらに不認定になったら行政訴訟を起こすことができる。2010年に難民認定制度が改正されたから、申請を行えば日本で働く資格ができるので、何度でも難民申請をすれば何年も日本にいることができる。そのため、ウソの申請をして日本で働こうという“ニセ難民”が増加しているそうだ。したがって、日本はニセ難民天国で、決して冷たい国ではないという論調である。
ドイツのように何十万人もの難民を正式に受け入れるのがいいのか、日本のように、受理する数は少ないが、後は見て見ぬフリをしているのがいいのか。近々、この問題は、徹底的に話し合う必要のある重要課題になるはずである。
OBだから言うのではないが、このところ現代が面白い。それに比して文春が、編集長が交代したためか、精彩に欠ける気がする。
7位は、あのSTAP細胞の小保方晴子元理研研究員(32)の近況を追いかけた現代の記事。
といっても、要は、彼女は兵庫県神戸市の三ノ宮駅近くのマンションをそのままにして、いなくなってしまったし、千葉県松戸市に住んでいた両親たちも、そこから姿を消してしまっているというのだ。
この実家で、晴子さんは両親や姉妹たちと仲睦まじく暮らしていた時期があった。
先日、早稲田大学が彼女の学位を取り消すと発表し、小保方さんが処分は不当だと代理人を通じて反論したが、世間はもはやほとんど関心を示してはいない。
彼女の母親は、都内の大学で臨床心理を教えている大学教授だそうだが、当然ながら現代の取材に答えることはなかった。
世界で一番悲しいのは、忘れられた女である。彼女は今後、どのような形で再び姿を現すのであろうか?
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