神田沙也加、ミュージカル好評!“ガチヲタ”で母・松田聖子と差別化を図った戦略に拍手
#松田聖子 #演劇 #神田沙也加
3日、帝国劇場でミュージカル『ダンス・オブ・ヴァンパイア』の公演が開始された。2006年に初演され、4度目の公演となるが、今回から新キャストとして加わった神田沙也加のパフォーマンスに対して、「圧巻の歌唱力!」「アナ雪の時とはまた違った魅力がある」と、専門家、ファン問わず、絶賛の声が上がっている。
「神田といえば、去年、ディズニー映画『アナと雪の女王』の王女・アナ役の日本語吹き替え、劇中歌を歌ったことで、“松田聖子の娘”として注目されて以来の再ブレークを果たしましたが、もともと、ミュージカルファンの間では、神田の歌唱力を絶賛する声は多く上がっていました。神田のミュージカルデビューは、04年に宮本亜門が演出した『INTO THE WOODS』での赤ずきん役でした。この時期、神田は“松田聖子の娘”というレッテルに苦しんでいたようですが、宮本に『あなた自身を見て選んだんだから、自信を持って立っていいんだよ』と言われたことで救われて今があると、今年2月に行われた同名作品のディズニー映画試写会で、宮本に対して感謝の意を述べる場面がありました。神田にとってミュージカル出演は、母親とは別の道を歩んでいくうえで、大きなターニングポイントとなったようです」(芸能関係者)
02年に、“SAYAKA”名義で歌手デビューした頃は、「親の七光」とバッシングされることも多かった神田だが、今ではそんな声は全く聞こえなくなった。ミュージカル女優として活動していることも、松田との差別化にはなっているが、もうひとつ、神田には松田とは違う魅力があるようだ。
「アニメ・ゲーム好きの“ガチヲタ”ぶりを隠すことなく、バラエティ番組やSNS上などで公表していることでしょう。声優デビューに関しても、アニメ好きが高じてのものだったらしく、結果的にアナ役での再ブレークにつながりました。今年3月に行われた声優アワードでは主演女優賞を受賞。神田が声優学校に通っていた時の恩師である速水奨が『しゃべくり007』(日本テレビ系)に登場した際には、『教えることなんかひとつもない。オーケストラのすべての楽器が鳴っている感じだった』と、デビューする前から神田の才能が抜きんでていたことを証言し、アナ役の演技に関しても『素晴らしかったよ』と褒めちぎっていました」(同)
母・松田聖子は今年でデビューから35周年を迎えたが、神田も末永くファンから愛されるミュージカル女優・声優となっていくことだろう。
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