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トラブルがあってもスポンサーへの配慮で情報操作される……!? 自動運転車の“本当の恐怖”とは

a1130_000519.jpgイメージ画像

 名古屋大が開発を進める自動運転の実験車が10月22日、名古屋市内の公道で事故を起こしていたことが伝えられた。運転席には名古屋テレビ放送(メ~テレ)の女性リポーターが乗っていたが、事前に出された愛知県産業振興課への届け出に報道関係者の同乗は詳しく伝えられておらず、ちょっとした問題となっている。

 実は同じ10月、くしくも別の自動運転車によるトラブルが目黒区内であった。某民放局プロデューサーによると、こちらはバラエティ番組の企画として自動運転車の走行をタレントにリポートさせるもので、助手席に乗る予定だった。そのリハーサルとなる走行中、車のタイヤがパンク。路肩に寄せることもなく公道で止まってしまったために付近で渋滞が発生し、撮影は中断になったという。

 問題はこのトラブルについて、局側が自動車メーカーに気を使って神経質になりすぎ、番組企画自体を中止させ、一部始終を封印したことだった。

「この自動車メーカーは大手のCMスポンサーなので、局側はメーカーが開発に力を入れる実験車について、些細な問題でも表にするわけにはいかないという姿勢だったんです」

 タイヤがパンクしたのは自動車の性能とは関係のない原因である可能性も高かったが、局側の配慮は番組のお蔵入りだけにとどまらず、上層部が、ある情報番組の関係者に対し、この公道でのパンク件数を調査させて「パンクは道路が原因」とするデータまで揃えさせていたという。

「万一パンクが表になった際、即答で道路が原因だとする証拠を出すつもりだったんでしょう」とプロデューサー。結果、テレビ関係者が目黒区の道路事情が隣接区域より劣るというデータを揃えていたのだという。

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