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箱根や京都も危ない!? 7万人の中国人観光客が紅葉“爆狩り”で、北京の名所がハゲ山に!

koyo-3なぜか中国人観光客は、何かに登ったりまたがったりして記念写真を撮るのが好き

 今年4月の花見のシーズンにも、桜の名所に大勢の中国人観光客が訪れる「爆花見」が起こり、桜の木を無理やり揺すって花びらを散らせたり、枝に乗って花のついた枝を折って持ち帰る人の姿が目撃されている。もしかしたら、今度は紅葉の名所で「紅葉の爆狩り」が起こる可能性もあるのだ。

「中国人観光客は、自分の目の前にあるものはなんでも持ち帰ってしまうという習性があるようで、飾りとして置いてあったものがすべて持ち去られるという被害に遭ったイベントもあるほど。しかも、みんな悪気がなく持っていってしまう。モラルの崩壊を感じますね」(北京市在住の日本人駐在員)

koyo-4無理やり枝を引っ張り、まだそれほど赤くなっていない葉を取る人たち

 そもそも「紅葉狩り」とは紅葉の美しさを鑑賞するという意味で、決して紅葉を“狩る”ということではない。中国人観光客の方々には、そういった日本の文化も理解した上で、ぜひ日本の紅葉を楽しんでもらいたいものである。ちなみに「爆買い」のほうは、日本の経済にも貢献してくれるので、もちろん大歓迎である。
(取材・文=佐久間賢三)

最終更新:2016/01/27 18:38
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