「安全性より金儲け」“IQレスラー”桜庭和志(46)は年末「RIZIN」で引退できるのか
2015/11/04 17:00
#格闘技 #RIZIN
ただ、桜庭を担ぎ出した主催者側はそうは見ていない。「RIZIN」の記者発表では、ズバリ桜庭の引退を聞いた記者がいたのだが、大会主催の榊原信行代表は「それはないです」と代わりに否定。本人でもないのに即答したのは、知名度のある桜庭を今後も使いたいからだと編集者。
「この世界は本人の肉体がボロボロになろうが、安全性より金儲けが優先ですからね。それに榊原代表は35歳か40歳以上の『マスターズクラス』を作る予定で、その中心に桜庭を据えたいんですよ。一番狙っているのは無敗神話を保った55歳のヒクソン・グレイシーのブッキングで、桜庭との試合を組みたいようです」(同編集者)
総合格闘技の世界には、一般競技のようなライセンス制度もないため、年齢制限もない。それだけに青木戦以降も団体側が桜庭で商売をしたいのは当然だろう。
編集者は「もし桜庭が格闘技を引退するとしても、それはそれで別途、引退記念興行で、またひと儲けできるので、現実的には青木戦で即終了ということにはなりにくい」と話す。
高齢者枠で試合を続けるのか、それとも今回がラストマッチになるのか、戦う前からネガティブな目で見られてしまう桜庭、一番いいのはファンを驚かせるような奇跡の勝利を果たすことだが……。
(文=和田修二)
最終更新:2015/11/04 17:07
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