「まるで死の商人」故・川島なお美さんの未公開セクシー写真集“無断出版”を画策する編集長
2015/11/01 10:00
#川島なお美
元編集長が持ち出した写真は、「写真集を作る予定で撮影を始めたところ、諸々の条件が折り合わず中止に。その後、E社が倒産して、写真はお蔵入りとなってしまったもの。撮影したカメラマンも、その後、死去している」(事情を知る編集者)というが、昔は人気女優が亡くなるたび、追悼写真集を出そうと動くのが通例だったようだ。
「ただそれは、権利関係にも詳しい、写真集コーディネーターの仕事でした。今は出版不況で、そういうコーディネーター自体が軒並み廃業している。私の知る限りでは、飯島愛さんの死後、AV映像をまとめてリリースしたコーディネーターが最後だったかと思います」(同)
ちなみに元編集長は4年前、キャンディーズの田中好子が55歳の若さで亡くなった際も、周囲に「写真とか持っている人知らない?」と聞き回っており、「後で『まるで、死の商人ですね』と言ったら、『俺は知らない』ってトボけていました」と編集者。
こうした事態があるからか、「昨年亡くなった淡路恵子さんは『死んだ後に、私で商売しないこと』を遺言に残したと聞いた」というように、中には死後のビジネスについて生前から釘を刺すタレントもいるという。この業界に、「配慮」の2文字は存在しないようだ。
(文=鈴木雅久)
最終更新:2015/11/01 10:00
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