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日刊サイゾー トップ > インタビュー  > 無名芸人が香川真司になった!?

ドッペルゲンガー!? 神出鬼没のそっくり芸人・浅野智秋に聞く、売れない芸人が香川真司になるまで

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■「僕は、セレッソ時代の香川選手に似てるって、よく言われるんですよ」

――香川選手が、浅野さんを知ったのっていつなんですか?

浅野 槙野選手の誕生日会に、松岡修造のものまね芸人のこにわさんが呼ばれて。それで、こにわさんが槙野選手に僕らの動画を見せたんですよ。そしたら、(槙野選手が)「これ本人に送っておくよ」って、香川選手に送ってくれて。

――現在、全国各地で営業をしていますけど、印象に残ってる営業先ってどこですか?

浅野 セレッソ大阪さんは、1人で行ったんですけど面白かったです。セレッソ大阪のユニフォームを着て、スタジアムを練り歩くっていう。ファン感謝デーだったんですけど、写真撮ったり。僕は、セレッソ時代の香川選手に似てるって、よく言われるんですよ。今じゃなくて、まだあか抜けてない頃の香川選手。で、「真司くんだ!」って言ってくれたり。

――ホームのファンになると“くん”付けなんですね。

浅野 はい。あとは“真ちゃん”だったり、そんな感じです。それと関西のノリですね、セレッソ特有の。まず、「選手に会いたい?」って言われて、「会いたいです!」って言ったら、選手の控室に連れて行ってくれて。で、「そこの席空いてるから座りなよ」って、香川選手として座って。選手みんな笑ってくれて、その後スタジアムに入場して選手がスピーチするんですけど、そこに紛れて一緒に登場して。スピーチを振られたんですけど、親指立てて(笑)。

――急に名前が知られるようになって、困ったことやよかったことってありますか?

浅野 よかったなって思うのは、こうやって仕事が来るようになったことですかね。で、悪い面は顔が似ちゃってるんで、やっぱり普通のネタをやると、お客さんが入り込めない部分ができちゃいますね。正統派のコントや漫才をやっても、もう顔が香川……になってるんで。

――そっくり以外で、強みってなんだと思います?

浅野 ……たぶん、ないんじゃないですかね(笑)。

――あはは。普段は、どういうネタをやるんですか?

浅野 僕と相方が見た目普通なんで、友達同士の設定とか同級生の設定とか、そんな感じですね。正統派です。

――今は、ご自身の目指す正統派から外れてますけど、それはいいんですか?

浅野 ここまできちゃったら、香川ネタを推して知名度を上げて。今もやってるんですけど、ライブで正統派のネタを試しつつ、香川ネタをメディアでやっていけたらいいなって思ってます。

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