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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム > 週刊誌スクープ大賞  > 三井「誠意ある対応」は噓っぱち?
週刊誌スクープ大賞

「全棟建て替え」「高額買い取り」は甘いワナ!? 下請けに責任をなすりつける三井不動産の悪巧

 ラグビーW杯日本代表たちは、帰国してからもメディアに追いかけられて大変だが、なかでも五郎丸歩は、プロ野球の日本シリーズの始球式までやらされた。緊張のため、大暴投になったのはご愛敬だが、テレビで見たが田んぼにも五郎丸案山子が登場した。

 こうなれば、いやが上にも4年後の日本で行われるW杯への期待が高まるが、最大の心配は名将エディー・ジョ-ンズ(55)氏がHC(ヘッドコーチ)から退くことであろう。

 たしかに彼の過酷なトレーニングには、「帰国後の会見で、キャプテンのリーチ・マイケル(27)をはじめ選手たちが、『またエディーさんとやりたいか』と聞かれて、『もうやりたくない。キツすぎる』と苦笑まじり語っていたのは、冗談ではなく本心です」(ラグビー協会関係者=文春)。

 では、次期HCを誰にするのか。昨年からパナソニックを率いているニュージーランドのロビー・ディーンズHC(56)か、日本人ならヤマハ発動機ジュピロの清宮克幸HC(48)だと文春は見ているようだが、私は、文春でラグビー関係者が言っているように、W杯開催が迫ってくればエディー待望論が出てくると思う。

 今回のW杯で3勝を挙げた日本代表は、次はベスト8入りを求められる。そのためには、これまで以上のトレーニングと精神的なタフさがなくては、元の弱小ラグビーに戻ってしまうからだ。つらいだろうが、五郎丸の言うように練習は「始まれば、必ず終わる」のだ。

 と言ってはみたが、大変だろうな。私など、1時間程度の散歩でも息が切れるのだから。

 第6位。女性セブンが、騎手の武豊(46)とフリーアナウンサーの「手つなぎデート」を報じている。

 お相手のフリーアナウンサーは、美馬怜子(31)。彼女は『朝ズバッ!』(TBS系)のお天気キャスターを務めていたことで人気者になり、スポーツに詳しいことからスポーツ番組のキャスターとしても活躍しているそうである。

 セブンによれば、10月3日に阪神競馬場で行われたG3レースで、JRA重賞300勝という前人未踏の大記録を達成した武は、その翌日は東京・中山競馬場に来て騎乗し、その夜もフランスで行われた「凱旋門賞」を中継する競馬番組に生出演した。

「日付が変わってしばらくした深夜2時の六本木の路上。黒縁の丸メガネ、ネクタイに細身のスーツを着た武がほろ酔い加減で歩いていた。その隣にピタリと寄り添うのは、胸元が大きく開き、深いスリットの入ったセクシーな黒いドレスを着た若い女性だ。ふたりは人目も気にせず、指と指を絡ませるように手を握り合っている。武は上機嫌で、時折つないでいる手を離しては、歩きながらスリットの間からのぞく女性の素肌に手をはわせていく。腰から太股へ、太股からお尻へ。その時、10cm以上の高いヒールを履いても身長170cmの武より背の低い女性は、トロンとした上目遣いで武の顔を見上げていた」(NEWSポストセブンより)

 手を握り合った2人はその後、タクシーに乗り込んで麻布十番のドラッグストアで買い物をし、武が宿泊するホテルへと向かったという。

 妻・佐野量子(47)と武が、結婚する前に「お泊まり愛」したのを激写したのは、私が編集長をしていたときのフライデーだった。このところ競馬が好調な武は、女性のほうもまだまだ盛んなようである。

 競馬といえば、日曜日に「菊花賞」が行われ、北島三郎の持ち馬キタサンブラックが勝った。北島がお立ち台で「祭り」を唄ったが、私は苦い思いでそれを見ていた。

 私は、首差で2着になったリアルスティールから馬単を買っていた。ディープインパクトの仔は菊花賞に勝てないというジンクスは知っていたが、このメンバーなら勝てると踏んだ。鞍上もこの日、絶好調の福永だ。だが、ディープの仔にしてはジリ足のスティールは、スタートから中団より前の位置を取らざるを得ず、馬群を割って追い込んできたが、内ラチを抜けてきたキタサンに首差届かなかった。やはり競馬は血が走る。ディープ自身は菊花賞を勝っているが、その仔の菊制覇は来年に持ち越しだ。

 さて、私は父子二代の由緒正しい巨人ファンであるが、ここ数年、憑き物が落ちたように野球に興味を失った。特に、原巨人がつまらない。原采配のヘタさも目立ったが、魅力のある選手がいないのが見る気をなくさせている。

 その原辰徳監督が、やっと引退となった。次期監督候補の本命だった松井秀喜が引き受けるのをためらっているため、江川卓や川相昌弘などの名前が挙がったが、結局、現役を続けたいとしていた高橋由伸(40)に決まった。

 文春によれば、高橋をプレーイングマネジャーにという構想もあったようだが、ヤクルトの古田敦也、中日の谷繁元信のケースが成功していないため、現役を引退させて監督に一本化したそうである。

 昔は、巨人の監督候補はいくらでもいた。長嶋茂雄、王貞治はもとより、巨人以外のチームへ行って名監督とうたわれた広岡達朗、森祇晶など人材の宝庫であった。自前の選手を育てず、ほかのチームの主力選手を引っこ抜き、外人ばかりに頼った結果がこの体たらくである。

 予言する。高橋巨人は、しばらくの間下位に低迷することは間違いない。高橋がやるべきは、松井に引き継ぐまでに戦力を整え、日ハムの大谷翔平や元楽天の田中将大のようなスターを作り出すことである。

 その頃には、ナベツネさん(渡邉恒雄)も消えているかもしれない。このままでは、不人気の野球がラグビー人気に凌駕されてしまうかもしれない。

 閑話休題。先週、亀田興毅がチャンピオン河野公平に大差の判定負けをして引退を表明した時、私はパチパチとテレビに向かって拍手した。

 興毅はライトフライ、フライ、バンタムと3階級を制覇したが、ボクシング選手としての評価は低かった。格下相手ばかりとやったり、買収されたのかと思わざるを得ないおかしな判定で批判され続けた。

 オヤジの暴言で事実上の「永久追放処分」となり、国内では試合ができなくなってしまった。今回も、試合会場はシカゴだった。

 興毅が所属していた協栄ジムの金平桂一郎会長は、文春で「この十年はいい意味でも悪い意味でも、亀田の時代であったのは間違いない。一つの時代が終わった感じがします」と語っているが、私はうなずかない。

 亀田ファミリーは、ボクシングを汚しただけで消えていったのだ。実力があったのかどうかも見せることなく。

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