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日刊サイゾー トップ > エンタメ > テレビ  > オダギリジョー、深夜枠で惨敗も…

かつての“低視聴率男”オダギリジョー 深夜ドラマで“惨敗”もマイペースで……

 このワースト記録は後に、単話、全話平均とも、『夫のカノジョ』(13年10月期/TBS系/川口春奈主演)が更新。さらに、単話では『HEAT』(15年7月期/フジテレビ系/AKIRA主演)が2.8%を出して更新。これにより、オダギリは“史上最低視聴率男”の肩書から解放されることになったが、『家族のうた』のイタイ記憶は今でも生々しい。

 ただ、演技力に定評があるオダギリは、NHK大河ドラマ『八重の桜』では、主役の綾瀬はるかの2番目の夫役を好演。『S-最後の警-』(TBS系)、『アリスの棘』(TBS系)、『極悪がんぼ』(フジテレビ系)などで、脇役として活躍。14年4月期には、テレビ東京系の深夜ドラマ『リバースエッジ 大川端探偵社』で主演したが、今作の『おかしの家』はテレ東を除くと、深夜とはいえ、3年半ぶりの連ドラ主演となった。

 初回視聴率は2.8%と、“惨敗”の数字となったが、深夜枠だけに、叩かれることはまずない。同枠は深夜帯ならではのエッジの効いた企画への挑戦や、TBSの次世代クリエイターの発掘と育成を目的に創設されており、必ずしも、視聴率にはこだわらないスタンス。『家族のうた』では低視聴率に悩まされたオダギリだけに、深夜帯でマイペースに主演したほうが、“お気楽”でいいのかもしれない。
(文=黒田五郎)

最終更新:2015/10/24 10:00
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