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日刊サイゾー トップ > カルチャー  > Kawaiiカルチャー先駆者の野望

“Kawaii”カルチャーの先駆け・Julie Wataiの次なる野望は……?

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──今は、気軽にネットに写真をアップしますし、その中でインスタグラムも人気です。

Julie 私もわりと自撮りしてネットにアップするんですけど、スマートフォンのインカメラで撮っても綺麗に撮れない事が多くて。それって光の量が足りないんですよね。例えば日差しが差してる時に、外で撮ると綺麗に撮れるんですけど、室内だと、明るくみえても写真で撮るとすごく顔が怖く写ったりしてしまう。カメラマンの方は撮影の時にすごく大きいストロボを使っているんですけど、あんな大きいライトを持ち歩いて自撮りするのもおかしいですし。

──それで、スマフォで自撮りする用のライト「セルキラ」(http://kibi-dango.jp/info.php?type=items&id=I0000107&ui_medium=web&ui_source=jidori_c&ui_campaign=selkira)を作ったんですね。

Julie パッとバッグから出してサッとつけれる照明があればいいなと思ったんですね。それも、スポットライトだと光が直線的に当たるんで影が出やすいんでリングライトがいいんじゃないかなと思って。

 開発はタスコという会社の方たちと共同でやらせていただいて。もともとは、タスコさんと、クラウドファンディング会社のきびだんごさんで、クラウドファンディングの案件を考えるニコ生の放送をやっていたんです。そこに出演させてもらって、その繋がりがあってこうやってセルキラが形になりました。今、絶賛支援者を募り中です。あとこれは、男性が女性にプレゼントするとたぶん受けます(笑)。アイドルへの差し入れとか。

──ものづくりとそれを製品化することが、手近になった時代なんですね。

Julie そうですね、私がクラウドファンディングいいなって思ったのが、こういうのがあったらいいなとかっていう個人の妄想が形になりやすいじゃないですか。もちろん声を届けるために結構頑張らないといけないっていうのはあるんですけど、個人発信したものがみんなに受け入れられて大きいプロジェクトになっていくっていうのがすごいなって思いますす。このプロジェクトが成功することで、女性がものづくりをして世界に広めるきっかけになったらいいなって思いますね。

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Juliee Watai(ジュリ ワタイ)
大阪府生まれ。アイドルとして活動した後、単身イタリアに渡り、イタリアの美術書籍出版社DRAGO社からフォトグラファーとして「SAMURAI GIRL」(06年)を出版。NYのMOMAにも置かれるなど世界的に販売されている。
帰国後も、カラフルポップなCG加工が高評価を受け、フォトグラファーとしての活動をしながら、「天野あい」名義でタレントとしても活動を始める。音楽活動や DJ、iPhoneアプリの開発に携わるなど活動は多岐にわたる。アキバ系クリエイターとして オタク文化への功績は評価が高い。
ホームページ<http://julieewatai.jp
Twitter<https://twitter.com/julieewatai
「セルキラ」クラウドファンディングページ<http://kibi-dango.jp/info.php?type=items&id=I0000107&ui_medium=web&ui_source=jidori_c&ui_campaign=selkira

最終更新:2015/12/11 15:44
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