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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 鈴木亜美の“被害者ヅラ”に違和感

「干され」告白の鈴木亜美の“被害者ヅラ”に違和感……吉本のオファーを蹴った実父の横暴ぶり

「大手事務所の圧力でみんなが手を引いたというイメージは、ちょっと間違っている。業界との軋轢を生んだのは“ステージパパ”で、大手レコード会社と裁判を起こせば、テレビ番組に新曲を売り込んでくれるパイプを自ら捨てることになる。テレビが彼女を使わなくなったのはそのせいで、テレビ局は毎日のように訪れるレコード会社からの売り込みを優先させるから、鈴木が独自に新曲を出しても協力はしなくなる。宣伝力のない歌手はほかでも扱いようがないから、結果的にテレビ出演が少なくなるだけ。これは自然の流れだった。結局、エイベックスは鈴木の実兄をマネジャーとして残すことで、父親には去ってもらっている。この父親が吉本に法外な条件を出さなければ、事態は長引かなかったと思うよ。鈴木を売り出すのに所属事務所は3億円もの費用を注ぎ込んでいたから、吉本が獲得する場合、そっちに裏の移籍金を出す必要があった。それなのにタレント個人に何億円も出せというのは、業界事情がまったくわかっていない無理な話だった」(前出関係者)

 エイベックスに移ってからはNHK『紅白合戦』にも出場、ラジオ番組で「羊水が腐る」発言をして謹慎となった倖田來未の代役に起用されるなど積極的な売り出しもあったが、この頃にはかつてのファンも去って、当初の人気は戻らなかった。

 CDの売り上げはかつての100分の1といわれるほどに落ち、近年はDJ路線にシフトしたが、昨年は高岡奏輔との熱愛が話題となった程度。バラエティ番組で過去の話が持ち出されたことも、全盛期が過ぎたタレントの扱いだ。

「あのとき吉本が獲得していたら、今よりずっといい状況にはなっていたと思う」と前出関係者。

 デビュー当時は広末涼子のライバル的な位置にいたが、いまやその差は比較しようもないほどに開いた。鈴木の「あひる口」には、まだ「かわいい」という声がいくらか飛んでいるようだが……。
(文=ハイセーヤスダ)

最終更新:2015/10/22 10:00
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