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右翼団体も街宣中!? 鬼怒川堤防決壊から40日……“濁流にのみ込まれた街”茨城県常総市のいま
2015/10/20 21:00
さらに取材を進めると、今回の水害について「人災」という声も聞こえてくる。ある住民は、このように推測する。
「堤防が決壊した場所では、河川敷の土を採取する工事を行っていて、土手にダンプが走るための道が通されていたんです。この工事や、工事車両の通過が、今引き金になったのではないか……」
これが本当に原因となったのかは定かではないが、災害前に撮影された写真には、確かに決壊した土手部分をダンプカーが走っている様子が記録されている。現在、国土交通省関東地方整備局では調査委員会を発足させ、原因の究明を行っている最中。果たして専門家たちがどのような判断を下すのか、結果を待ちたい。
災害から40日が経過し、世間の関心は徐々に離れつつある。しかし、100年に一度といわれる水害からの復旧は困難を極め、10月19日現在、300人ほどが避難所生活を余儀なくされている。激甚災害に指定された水害からの復興は、数年単位の時間を必要とするだろう。
(取材・文=編集部)
最終更新:2015/10/20 21:00