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中年男性は独自の理屈でキャッチ撃退による街の健全化を否定していたが、世間はこれを歓迎するだろう。何しろ、つい最近まで歌舞伎町はぼったくり店が横行し、キャッチがその入り口となっていたからだ。
「飲み放題3,000円」と誘うが、実際には「予約チャージ」「座席チャージ」「サービスチャージ」など理由をつけて数万円を請求する仕組み。キャバクラ店のキャッチは「完全前払い」と言って数千円の金を受け取るが、店に入った客にはホステスが「お触り」や「ホテルでの売春」をエサに追加料金を要求、応じないと、まともな接客すらしないという悪質店だったりする。
しかし、これを「警視庁」と書かれた赤いベストを着た警察官が「客引きは100%ぼったくり」と呼びかけながら取り締まるため、客の方も警戒感が強まり、ぼったくり店自体が次々に店をたたんだ。客引きの激減はイコール悪質な店の激減というわけだ。何度も浄化作戦が行われてきた歌舞伎町だけに、今度こそという期待も大きい。
(文=ハイセーヤスダ)