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「一度、“アニソン歌手”というレッテルが貼られると、そのアーティストはなかなか一般的な音楽シーンには戻れなくなります。アニメファンからすると、普通の歌手として売り出そうとするのは、一種のセルアウトのように見えるし、音楽ファンからはどうしても『どうせアニソン歌手でしょう』という色眼鏡で見られる。アニソンを歌うのは、新人の歌手にとって飛躍のチャンスでもありますが、その後のイメージを変えるのは並大抵のことではないので、中にはアニソンばかりを歌っているにもかかわらず、“アニソン歌手”と紹介されることをNG項目に挙げているアーティストもいます」(同)
アイドルシーンと同じく、大きな資本が流れているからこそ、音楽的にも優れた作品が生まれやすくなっているといわれるアニソンシーンだが、ポップミュージックとして正当に評価されるには、業界の構造を見直す必要があるのかもしれない。
(文=山下祐介)