「いくらなんでも雑すぎる!」大胆なニセ証明書で無料入園を迫る男に中国中が失笑
2015/10/10 18:00
#ネット #中国 #東アジアニュース
防犯カメラに映った男。どう見ても、平均的な内陸部出身のオッサンだ
「中国江蘇網」(14年7月付)によると、大卒後2年もたった25歳の男性が30元(約600円)でニセ学生証をネットで購入し、各地の観光スポットを訪問したが「ちらっとしか見ないので、ほとんど見破られなかった。ただ、1カ所では呼び止められて身分証(18桁の個人番号が入った居民身分証)も提示するように言われたので、その時はあきらめた」と語っている。中国の学生証はICチップ内蔵カードなどではなく、昔ながらの証明写真を直接糊で貼って印を押したものが主流なので、ニセ物が作りやすいのも理由のようだ。
上海市に住む、中国在住20年の日本人は言う。
「中国国内を長期旅行する日本人の間でも、ニセ学生証は半ば必須アイテムと化していた時期もありましたね。結構、どこでも買えたんです。貧乏旅行の場合、なんでも半額になるのは大きいですよ」
なお、当然のことながら、最近は取り締まりが厳しくなっている。ニセ証明書の使用は10~15日の拘留、もしくは1,000元(約2万円)以下の罰金だそうだ。今後、どんなアホでマヌケなニセ証明書で我々を楽しませてくれるのか、少し楽しみではある。
(取材・文=ルーシー市野)
最終更新:2016/01/28 16:03
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
14:20更新
イチオシ記事
現役ヤクザも視聴する78歳の元山口組顧問弁護士・山之内幸夫が「アウトロー系YouTuber」に大転身した驚愕の理由