女優・川島なお美が残した「33歳の未公開ヌード」
#週刊誌 #元木昌彦 #週刊誌スクープ大賞
新潮が『絶歌』を出した「元少年A」が逮捕されるという情報が、9月末に駆け巡ったと報じている。これが第7位。
静岡県浜松市で暮らしていたAが、今年4月に都内の古びたマンションに引っ越してから、マンションの半径10キロ圏内で「戦慄する事件」(新潮)が起こり始めたというのである。
4月9日、練馬区の小学校の敷地内で首を切断された猫が発見された。7月2日、隣接する板橋区内のマンションの駐輪場で猫の胴体部分が見つかる。翌3日には、北区のコインパーキングに目をえぐられたり、首を切り落とされた3匹の猫が放置されていたなどなど。
警察は、動物愛護法違反容疑で捜査に乗り出した。警視庁の捜査幹部がこう話す。
「現在、元少年Aは事件を起こしたときとは姓名ともに変えている。捜査一課としては、新たな姓名とともに、すでに居住地も把握しています。その周辺で猫殺しが起きていれば、捜査の目を向けないわけがない。もし、このまま野放しにして、猟奇的な殺人事件を再び起こされでもしたら、警察に対する厳しい批判を免れられなくなるからです」
スクープをものにしようとした共同通信だが、結局、警察幹部が捜査していると認めなかったため、モノにならなかったという。
Aの人権に配慮するのは当然だが、『絶歌』を出してからAの行動や言動に危うさが出てきたことは間違いないようだから、警察にはくれぐれも注意を怠らないようにしてもらいたいものである。
さて、芸能界一のモテ男といわれる福山雅治(46)が女優の吹石一恵(33)と電撃結婚をして、全国の婦女子に涙を流させているそうだ。
2人のことは、2012年1月にフライデーが報じている。ペットのウサギを連れた吹石が福山のマンションを訪れる「お泊まりデート」の様子が撮られ、女性誌も後追いして「公然の仲」になったのだが、それ以降、ぱったりウワサが出なくなり、2人の仲は終わったとさえいわれていた。
福山は警戒心が強く、恋人と外でデートをすることは絶対しないし、「マンションの設備点検にさえ、居留守を使う男です(笑)」(福山の知人=週刊文春)。女性の家へ行くときはオートバイで行って、部屋に入るまでフルフェイスのヘルメットを脱がなかったという。
その上、付き合っている女性は、福山と付き合っていることを絶対誰にも話してはいけないという「鉄の掟」があり、それを破った女性は福山からポイ捨てされたそうだ。
そうしたいくつかの厳しい条件をクリアしたのが、吹石だったのだろう。吹石は十代から福山のファンで、彼女が18歳の時、女性誌「an・an」(2001年3月30日号)で、福山がカメラマンの荒木経惟の指導を受けて写真を撮るという企画で、彼女がモデルを務めたのが出会いだという。荒木氏がこう語る。
「二人が並ぶと、いい雰囲気でね。彼女の目がトローンとしてるんだよ。(中略)彼が彼女を撮っているとき、レンズ越しにグッと来てるのが分かった。彼女は彼女で、彼への思いがにじみ出ていた」
秘密厳守の福山らしく、結婚したこと以外、一切発表していない。新潮によれば、吹石の父親は、元近鉄バファローズの内野手として活躍した吹石徳一氏(62)。「性格も実直で、それは一人娘の一恵ちゃんを目の中に入れても痛くないほどかわいがりながらも、しつけはしっかりしてきた」(田尾安志元楽天監督)父親だから、フライデーで娘が福山と交際していることが報じられたときは、自分になんの報告もないまま先に世間に出てしまったことにひどく憤慨していたという。
福山にとって「強面の義父」(新潮)が、なかなか難題のようだ。
「ひとたび他の女性と噂が流れれば、すぐに結婚生活が終わってしまう可能性がある。それほど、吹石のお父さんは福山にとって怖い存在なのです」(芸能レポーター石川敏男氏)
浮き名を流すことをやめ、子どもをもうけてよき父になるのか、浮気は芸の肥やしと、女房には絶対知られないようにこれまで通り遊ぶのか。私は、福山はテレビで見ているだけだが、家庭的な男だと思うのだが。
第5位。春画がブームだという。文春が「空前のブーム到来」だと後半のカラーページまで使って特集している。
細川護煕元首相&永青文庫理事長が所蔵している「春画」を公開した展覧会は盛況で、特に女性客が詰めかけているというのである。
「明治期の検閲がどのように人々の春画に対する意識を変えていったのか」(石上阿希国際日本文化センター特任助教)をテーマにした銀座・永井画廊で開かれている「銀座『春画展』」も好評で、こちらも女性の姿が多いという。
作家の高橋克彦氏によれば、春画というのは中国が発祥で、「経験の少ない少女たちの教育用に寝室の壁に『春宮図』というセックスの絵を描かせた」ことが明代に流行し、日本にも入ってきて春画となったそうだ。
林真理子氏も連載の中で、「銀座『春画展』」を見に行った様子を書いている。オープニングパーティで春画の若い研究者がレクチャーをしたそうだが、「その方が今どきの美人なのである」(林氏)。一緒に行った作家の岩井志麻子氏が、なぜあんなに男性器を大きく描くのか、胸にはまるで興味がないのはなぜかという質問をしたそうだ。
答えは「古代からそうしたものは大きく描く風習があったというのだ。そして江戸の日本人は、胸にはさほど興味を持たない。色も塗られていないというのである」(林氏)
カラーページには、有名な蛸が海女と交合している葛飾北斎の「喜能会之故真通」、極彩色の色合いが絢爛豪華な歌川国貞の「艶紫娯拾余帖」、直接セックス描写をしているわけではないが、なんともエロチックな喜多川歌麿の「歌満くら」の3点が見開きにドーンと載っている。なかなかの迫力である。
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