トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ > テレビ  > 「衝撃映像」番組に物申す!
徒然ライター清水巴の「ゴロ寝テレビ」

スタッフの手抜き感は否めない!? バラエティ番組でおなじみの「衝撃映像!」「爆笑動物」に物申す!

 “帳尻が合えばそれで良し”な考え方が、いかにもテレビ業界な感じがしたけど、なんだか納得がいく。私も「テレビで見たんだけど」とか言われると、無条件に信じてしまう気がする。もちろん、ウソを放送しているわけじゃないけど、なんだか順番が逆のような……。

「僕ら、みんな最近は話題のネタ集めのため、テレビよりもネットを見ている時間のほうが長いですよ(笑)」

 笑っている場合じゃない。それは制作会社の人だけでなく、世間一般的にそういう人が増えている。「テレビよりもネットのほうが面白いし、情報が早い」って。ネットを見てから作っているから、一歩遅れた情報なんだよ。

「でも、ネットを見ていない人も世の中には多いわけで、そういう人には新鮮な話題でしょ。僕らは広い層に向けて興味の出る話題を送り届けているんです」

 そりゃそうだけど! 手抜きの言い訳を正当化して説明された感じ。しかも、ほかが発信したものをあらためて放送するわけで、それっていわゆるパクリとは違うのか? 最初のネタ元には許可取っているのか?

「許可は一応取りますよ。先日も、話題になったある動画を撮った人がアメリカのロス在住ということで、話を聞きにロスまで飛びました」

 そこ! それこそ、ネットのメールで聞けばいいじゃん! テレビ業界、どこか感覚がズレている。
(文=清水巴)

最終更新:2018/12/03 11:22
12
ページ上部へ戻る

配給映画