「汚染された日本食品なんか食えるか!?」食品衛生崩壊の韓国にはびこる異常な“放射能アレルギー”
2015/10/04 14:00
#韓国 #東アジアニュース
デモの様子
福島第一原発事故を理由に、韓国が福島をはじめとする8県の水産物の輸入を全面的に禁止している問題で、世界貿易機関(WTO)は9月28日、輸入規制の不当性を解決するための紛争処理小委員会を設置することを決めた。
しかし、韓国側は今回の決定に不満が大きい。というのも、いまだに福島の放射能汚染は終わっておらず、持続的なモニタリングとその影響に対する調査が必要だというスタンスだからだ。韓国産業通商資源部関係者は「日本産食品の安全性などを徹底的に調査し、私たちの措置の正当性を立証するように努力する」と、あくまでも対立していく姿勢を示した。
この報道に触れた韓国ネット民たちのコメントも過激だ。
「まともな精神状態なら、放射能汚染された水産物なんて輸入しない」
「原産地表示を、もっとしっかりしろ! そもそも買わなければいいのだから」
韓国では一貫して日本産水産物の輸入禁止を望む声が大きく、実際、国会保健福祉委員会が昨年に行った世論調査でも、85.9%の人が輸入規制を継続することを望んでいることがわかった。
韓国の放射能汚染に対する拒否反応は、東日本大震災発生直後からすでに大きかった。震災から3日後の3月14日には、食品医薬品安全庁が日本産食品に対する放射能検査を強化する方針を発表したほどだ。
その結果、日本産水産物に対する入念なチェックがされるようになり、11年の日本産水産物の輸入量は約76万トンと、前年度に比べて47%も減少。その代わりに、チリやロシアの水産物輸入量が、それぞれ67%、13%も増加していた。日本からの輸入量を減らすことで、国民の不安を解消しようとしたわけだ。
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