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日刊サイゾー トップ > 海外  > のぞき窓逆装着で情事盗撮?

工事ミスか、ラブホの組織的犯行か……「ドアスコープ逆装着盗撮」が中国で流行中?

tousatu002中国ネット上に出回っているホテル盗撮の画像(本文とは関係ありません)

「華東在銭」などが7月に伝えたところによると、23歳の男性が4月、安徽省のあるホテルに妻と宿泊したところ、部屋の壁に小型カメラが仕掛けられているのを発見した。夫婦はシャワーを浴びてそれぞれ裸でくつろいでいたが、男性が携帯を充電しようとコンセントに近寄ると、小指の爪ほどの小さな穴があり、そこから赤く発光するものが見えた。穴を広げてみると、出てきたのは小型カメラだったのだ。夫婦はホテルに説明を求めたが返答はなく、謝罪さえなかったという。

 上海在住10年以上になる日本人は言う。

「1990年代の中国では、男女がホテルに宿泊するには、まだ『結婚証』が必要だった。しかし2000年くらいからホテルの競争が激しくなってチェックがおろそかになり、10年以降はラブホにくら替えすることも珍しくなくなった。盗撮も日本並みに増えているようだし、ホテルのドアスコープは必ずチェックします。先日も、温州の女子学生宿舎のドアスコープが逆に取り付けられていたことが発覚しましたが、学生が訴えたところ『学校側の管理のため必要』という回答だったとか」

 中国のホテルの管理能力の低さはもちろんのこと、中国人のプライバシーに対する意識の低さも明らかとなった今回の事件。中国でホテルに宿泊する際には、まずは自分自身で部屋の中を綿密に調べ尽くすのが賢明なようだ。
(取材・文=ルーシー市野)

最終更新:2016/01/26 13:08
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