「クラスでのポジションは……空気」注目の中学生女優・蒼波純は、やっぱり不思議ちゃんだった!?
#映画 #インタビュー #北村ヂン
――蒼波さんも、おたくなんですか?
蒼波 はい。乙女ゲームが好きで、アニメ化されたらそれも見るみたいな感じで。あとは、興味を持ったやつを見るみたいな……です。
――好きな乙女ゲームは?
蒼波 『AMNESIA』(やたらとバッドエンドが多くて、すぐ死ぬことで有名)というゲームで……記憶喪失の女の子が主人公のゲームです。
――そういう恋愛シチュエーションに憧れたり?
蒼波 しないです(笑)。自分があんな目に遭ったら、まず無理なので……。
――でも、それをゲームで体験するのは面白いっていう?
蒼波 はい。
――そういう意味では、演技で別の人物を演じるということにも通じるのかなと思うんですけど、今回の大川たまこ役は自分に似ていると思いますか? 全然違いますか?
蒼波 似ている部分もありますけど、似てない部分のほうが多いと思います。私も絵を描くのが好きなんですけど、大川さんみたいに壁に絵を描いたりとか、トイレに閉じこもったりとか、あそこまではできないなって感じです。……結構、迷惑なことをしてますよね(笑)。
――大川さんはかなりの変わり者ですけど、蒼波さんの学校でのポジションはどんな感じなんですか?
蒼波 ポジションは……空気。大川さんは端っこにいても目立っちゃいますけど、私は空気。
――空気! こんなにかわいい子がクラスにいたら、男子は気にしちゃいそうですけどね。
蒼波 空気っていうか……はい、空気なんです。でも、あの……嫌われてない自信はあって……空気なので。
――いじめられもしなければ、クラスの中心にもいないポジションだと。
蒼波 はい。
――やっぱり仕事を始めてからは、学校にあんまり行けていないんですか?
蒼波 うーん、でも結構行っていると思います。ただ、学期始めは行けなかったりするんですよ。仕事が入ってたりとかして。去年も……行けなかったんです。
――ああ、スタートダッシュに失敗したって感じですかね?
蒼波 気づいたらクラスの中でグループができてるみたいな。「あれ、あたしがいない間に何があったんだろう?」って。
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