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日刊サイゾー トップ > エンタメ > ドラマ  > 『花咲舞』圧勝の夏ドラマ総括

『花咲舞』の圧勝、『デスノート』窪田正孝の神演技、フジテレビ大惨敗と『HEAT』AKIRA……「夏ドラマ」総まとめ

koinaka.jpg『恋仲』公式サイト(フジテレビ)

 話題性に関していえば『花咲舞が黙ってない』をはるかに凌駕していたのが、2位の『デスノート』だろう。名前を書くとその人物を殺すことができるノートをめぐる頭脳戦が同作のメインだが、主人公・夜神月(窪田正孝)を原作にあった“天才”から“一般の学生”に設定変更した時点で大きな賛否を呼び、注目度も一気に上がった。22時半スタートながら今クール最高の初回視聴率16.9%を記録したのは、それだけ視聴者の興味を引いたということだろう。

 後半、ただの学生から“天才”へと目覚めた窪田の鬼気迫る演技や狂気をはらんだ表情が話題を呼び、ネット上ではこれ以上ない賛辞が吹き荒れ、それと同時に一度初回の半分にまで下がった視聴率も再度上昇。最終回は14.1%を記録して有終の美を飾った。日テレとしては神様窪田様といったところだろう。彼には今後も俳優として、そして23日に代官山デートが報じられた多部未華子の彼氏として大いにがんばってほしい。

 3位はフジテレビ系“月9”ドラマの『恋仲』。男女の三角関係を描いたいわゆる“胸キュン”ストーリーだが、初回放送は“月9”ドラマ史上最低の9.8%。主演の福士蒼汰、本田翼のつたない演技と脚本の質が、大いにバッシングされた。

 その後も視聴率をなんとか2ケタに乗せるのがやっとという有様だったが、若者がSNSを利用した「リアルタイム視聴」が取りざたされるなど、ドラマ視聴の新しい形を示せた点は良かったのかもしれない。最終回のラストが特に意味のない生放送だったのは大きな汚点だったと思うが……。

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