「いつまでも、夢を与える存在でありたい」【森下純菜】デビュー21周年を迎えた“ザ・アイドル”の素顔
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――そんなまさか! 私には定期的に殺害予告みたいな手紙が届きますのに?
事務所代表 本人が良い人だから、ファンもミラーリングされて、良い人ばかり集まるんですよ。
――そうですか……んっ? それはどういう意味かな?
森下 あっえっと、皆さん良い人ばっかりです!
――ちなみに、アイドルには男の影があっちゃいけないとか、そういうのも実践されてますか?
森下 そうですね、いつまでも夢を与える存在でありたいので……。
――つ、爪の垢をください!! 歌手活動の他に、写真集を5冊も出されてますよね、私『金魚』(00年/ぶんか社)大好きです! 露出度は高いのにぜんぜん下品じゃない、独特な作品ですよね。グラビア活動はどうでしたか?
森下 ありがとう、うれしいです(照)。事務所に入ったときは、まさか自分がそういう仕事をするとは思いもしなかったんですけど、不思議と嫌ではなくて、やっていくうちに楽しくなって、「意外とこういうのも向いてるのかな」って思いました。“魅せる”っていうことが楽しかったです。
――5冊出せる人なんて、いまAKB48にもいないですよ! でも、露出度が多い仕事に不安はなかったですか?
森下 露出度に関しては不安もありました。露出の多いグラビアをやり始めてから離れて行ったファンもいましたし……。やっぱり、清純なイメージで好きでいてくれた方にとっては、違うものになってしまったんでしょうね。
――「かわいいお洋服を着て歌ってる純菜ちゃんが見たいのに!」ってことなんですかね。気持ちはわかりますけど、難しいですよね。
森下 グラビアで、グラビア方面のファンの方も増えましたし……難しいですよねぇ。
――いろいろと難しい中で、引退を考えたことは?
森下 一度、水野あおいさんが引退されたときに、「私もアイドルとしてこのままでいいのかなぁ」とか、「普通の生活もいいのかなぁ」って、引退とはいかないまでも、将来のことを考えました。このまま続けて、女優になるわけでもないし……。その時に、現在所属している事務所の代表の大山さんの紹介で、台湾に渡ったんです。台湾でお仕事をして、台湾の大学にも通って……。
――私、後輩です。台湾で同じ大学ですよ。私はぜんぜん仕事なかったですけどね!
森下 偶然ですね、私も(笑)。
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