「いつまでも、夢を与える存在でありたい」【森下純菜】デビュー21周年を迎えた“ザ・アイドル”の素顔
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――ライブアイドルの草分けですね! それはオーディションで?
森下 オーディションというか、その時、アルテミスもタレントがあおいさんしかしなかったので、「もしかしたら次に売り出してもらえるかも」と思って、アイドル雑誌に載っていたファンレターの送り先に、履歴書を送りました。それで連絡をいただいて、ちょうどクリスマスの時期に、社長が名古屋まで会いに来てくれて、姉と一緒に会ったんです。
――社長がわざわざ!? でも、それ、物語だったらお姉さんがスカウトされるやつですね!
森下 あはは! 姉は一生懸命「まだ何にも染まってない妹なので、そちらの事務所でデビューに向けて育てていただけませんか?」って売り込みをしてくれました(笑)。
――マネジャーみたいなお姉さんですね、貸してほしいです……! それで、すぐ所属に?
森下 所属になったかどうかはわからなかったんですが、社長に会ったのが年末で、その後すぐ「年始にアイドルライブが川崎のクラブチッタであるから出ないか」って言われて……びっくりしましたね。
――会ってから初ライブまで一週間後くらいじゃないですか! そんな風に言われて、すぐに歌えるものでもないですよね? 普通は事務所でレッスンを積んでから……。
森下 それが、私、瀬能あづささんがCoCoを抜けたときに、いつでも入れるように振り付けを練習していたので(笑)……そのライブではCoCoさんと、三浦理恵子さんの曲を歌わせていただきました。完成度はよくわからないんですけど、自分なりには、はい(照)。
――瀬能さんも、ちょうどいいタイミングで抜けてくれたものですね……! 形は違えど、森下さんも可愛い衣装で名前をコールされる側になられたわけですが、ご苦労も多いことと思います。可愛い衣装なんて、本当に高いですもんね。こういうステージ衣装はどこで買っているんですか?
森下 ステージ衣装は、スタイリストの方に作ってもらっています。
――作るの!? それは、かなりお高いんじゃないでしょうか? おいくらするんですか?
森下 ……? ちょっと、わからないです。聞いたことがないので……いくらなんだろう?
事務所代表 うちはそういうのは教えてないので、彼女はひとつも知らないと思う。
――なにそれ、昔のアイドルみたい……! えっと、衣装の他にも、ファンの求める“ザ・アイドル”な自分をキープするのは大変じゃないですか?
森下 うーん……? それも、あんまり考えたことがないですね。一番自分の好きなアイドル像が、このスタイルなので、これからも続けて行きたいと思っています。
――ファンの理想と自分の理想がマッチしているという奇跡のアイドルがここに……!! でも、ライブや物販なんかでファンの方との距離が近いぶん、危ない目にあったりしませんか?
森下 そういうのは、一度もないです。
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