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日刊サイゾー トップ > 海外  > 北京地下鉄に伝わる都市伝説

亡霊に未解決事件、秘密駅の存在……北京地下鉄に伝わる都市伝説

mystry004地図上に存在しない1号線「高井駅」。出入り口は軍区内にあり、一般人の立ち入りが禁止されているという

 しかし、これ以外にも、北京の地下鉄にはミステリーが多いことで有名だ。同市在住の日本人大学講師は言う。

「もともと北京の地下鉄は、60年代に毛沢東が天安門の地下に築いた食料備蓄・防空壕を転用する形で建設が開始されたんです。当時は中ソ対立が深刻で、北京に核ミサイルが飛んでくると本気で思っていましたからね。開通当時は公務員しか乗車が許されず、地図には掲載されていない軍の駅などが今も残っています。東京メトロ有楽町線が『有事の際に戦車を運ぶ』という都市伝説がありますが、北京の地下鉄は都市伝説ではなく、一般人が利用できない秘密駅が3つほどあり、首都有事の際に軍隊がスムーズに移動できるように建設されているんです」

 一方、北京の地下鉄を建設する際、地中から数世紀前のものと思われる人骨などが大量に発見されたことは有名な話だ。果たして、都市伝説の真相は――?
(取材・文=青山大樹)

最終更新:2016/01/26 18:40
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