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日刊サイゾー トップ > エンタメ > テレビ  > モーニングバード刷新は赤江外しか

ここにもバーニングの意向が……テレ朝『モーニングバード』刷新は“露骨な赤江珠緒外し”か

WS000474wb.jpg『たまむすび』(TBSラジオ)公式サイトより

 テレビ朝日は10月の番組改編の説明会で、平日朝の情報番組『モーニングバード』を『羽鳥慎一モーニングショー』にリニューアルすると発表したが、番組ディレクターからは「実質的な、たまちゃん外し」として、羽鳥慎一とダブル司会を務めてきたフリーアナウンサー赤江珠緒を露骨に排除する向きがあったと話す。

 実際、新番組は司会の羽鳥をはじめ、レギュラーコメンテーター、番組スタッフの大部分がそのまま続投するもので、まるで赤江ひとりが外されたようにも見える。

 ただ、赤江は7月末、自ら番組降板を希望したとメディアで明かしている。前身番組『スーパーモーニング』から司会者を続けてきたが、2011年に『モーニングバード』に変わった際は当初“半年だけ”の約束でスタートしたことを明かし、ラジオ番組『たまむすび』(TBSラジオ)も持っていることから「体力の限界」を理由に述べた。

 長くささやかれてきた羽鳥との不仲説は「変なふうに騒がれて申し訳ない。なんの不満もございません」と否定した。

 しかし、前出ディレクターによれば「羽鳥さんとも間違いなくギクシャクしていて、互いに番組をリードしたがるタイプなので、よくぶつかっていた」という。

「それでも赤江さんは図太いので、気にせず進めてきましたが、周囲を気遣うタイプの羽鳥さんは時折『参ったなあ』という顔を見せていました。それでスタッフを味方に付けようと思ったのか、クリスマスとか、事あるごとにプレゼントを配るんです。高級ブランドのハンカチとか。赤江さんは職人タイプでそういった媚は売らない人ですから、対照的でしたよ」(同)

 しかし、最近は番組作りでも、羽鳥の意向が大きく反映されるようになっていたという。

「羽鳥さん自身はあまり強く言わないんですが、“芸能界のドン”を通じて言ってくるんですよ」と同ディレクター。

 羽鳥所属のテイクオフは芸能界で大きな力を持つバーニングプロダクションの系列事務所で、『モーニングバード』のゲスト出演者や芸能コーナー登場のタレントなどの人選に大きな影響力を持っているため、番組側もこれには逆らえないのだという。

「誰とは言えないですが、羽鳥さんの希望で出演が決まったゴリ押しゲストもいます」(同)

 赤江の言う「体力の限界」はもしかすると、こうした司会者同士の綱引きに敗れたためとも考えられる。結果、羽鳥が単独司会となったが「プライドの高い赤江さんが『降板させられた』なんて言うわけがないですし、バーニングの力もよく知っているわけですから」とディレクター。

 後継番組となる『モーニングショー』は、1964年に元NHKアナを起用した『木島則夫モーニングショー』の名前を復活させるものだが、これはあまりに露骨なバーニング主導で進んだところをボカしたかった狙いがあるという見方も。

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