ホームページ立ち上げに非難殺到! 元少年Aは、まだ本当の“恐怖”を知らない――
2015/09/11 17:00
#事件
『絶歌』(太田出版)
前代未聞だ。1997年に起きた神戸連続児童殺傷事件の「元少年A」を名乗る人物が、公式ホームページを立ち上げ、物議を醸している。
宣伝になるのでサイト名は割愛するが、そこにはAのプロフィールや趣味で描いたというイラスト、写真、本や映画のレビュー、そして著書『絶歌』(太田出版)に対する自画自賛の紹介文が掲載されている。
その中の「ギャラリー」には自身が書いた不気味なイラストのほか、顔を布で覆ったAと思しき写真も数点確認できる。「まるで自分の才能をアピールしているかのよう。こんなことを許していいのか。腹立たしい気持ちです」とは週刊誌デスク。
犯罪史上に名を残す「悪のヒーロー」であることを自覚し、世間を挑発しているかのようだ。
だが、いつまでも調子に乗らせとくわけにもいくまい。同ホームページにはメールフォームが設置されており、現在、Aには殺害予告に近い誹謗中傷が殺到しているという。
さらにAには“泣きどころ”がある。某週刊誌記者が声を潜めて語る。
「実は6月に『絶歌』を出版したあと、某マスコミがAの近影を撮っているんです。もちろん実名も把握しています。プライバシー的な問題で掲載は見送ったようですが、今回の騒動で『やっぱり出すべきだ』という議論が高まっているといいます」
法的には罪を償なっているだけに、掲載を強行すれば人権団体から編集部に抗議電話が殺到するのは確実だが……。
「それでもかつての週刊誌『フォーカス』(講談社)は少年Aの顔写真を載せた。現在のAを写真付きで実名報道すれば、雑誌は飛ぶように売れるでしょう。すでに動いている社もあると聞いています」(同)
目立ちすぎたAは、ここから本当の“恐怖”を味わうことになりそうだ。
最終更新:2015/09/17 13:40
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
18:20更新
イチオシ記事
現役ヤクザも視聴する78歳の元山口組顧問弁護士・山之内幸夫が「アウトロー系YouTuber」に大転身した驚愕の理由