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日刊サイゾー トップ > 海外  > 韓国が慄く「進撃の中国産キムチ」

韓国“キムチ王国”崩壊寸前!? 韓国人の食卓を狙う「進撃の中国産キムチ」

 しかし、キムチを食べるときに、いちいちパッケージを確認する作業も面倒だ。そこで、韓国大手キムチメーカーが、韓国産と中国産の見分け方を提唱した。ポイントは“色”と“汁”。中国産唐辛子は赤みが強いため、韓国産キムチよりも赤い色を帯びていて、保存性向上のため、酵母が成長しないようにキムチ汁がほとんどないそうだ。

 韓国キムチ業界も、中国産キムチの躍進をただ眺めているだけではない。彼らが打開策として見いだしたのが、価格高騰を逆手に取った「キムチ高級化戦略」だ。各キムチメーカーは、国内最高級の原料を使って一流ホテル料理長が監修するなど、高級キムチの販売に乗り出している。3年前から開拓された高級キムチ市場は、中国産キムチが1キロ800ウォン(約80円)ほどなのに対して、10倍以上する9,000ウォン(約900円)と高値でありながら、今では韓国キムチ市場の10%に届く勢いで成長している。

 価格で勝てないなら、味と品質で勝負するという韓国キムチメーカーの判断は、低迷している韓国産キムチのブランド力を回復することができるのだろうか? 韓国がキムチ大国の地位を守れるかは、高級化戦略にかかっているといえそうだ。

最終更新:2016/01/26 18:24
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