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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 菊地亜美のバラエティトーク術
徒然ライター清水巴の「ゴロ寝テレビ」

「メインでしゃべる時とガヤを入れる時の音量を使い分けてる!?」菊地亜美の恐るべきバラエティトーク術

スタッフの間でも、菊地亜美の技を称賛する声は多い。

「リアクションが大きく(前述のように)トークにいちいち反応して声を挿し込む割に、うるさくない。彼女は自分がメインでしゃべっている時と、ガヤを入れる時の声の音量を適正に分けているんです。しかも、無音にして口の形だけで言葉を表現する技も使います。例えば“ああそうかー”という相づちを、声を出さずに言うのです。これは画面に映る彼女を見ている視聴者が、自分の頭の中で音声を再生するので、自然と気持ちを共有することができるわけです。そうすると、菊地亜美のことを覚える視聴者も増えますよね」

 なるほど! ていうか、仕組みや効果をわかってやっているとしたら、菊地亜美、恐るべし! いや、無自覚で実行していそうだな。やっぱ菊地亜美、天才!

 また別のスタッフは、彼女のいいところとして「他の人の話にすぐ乗っかるけど、決して割り込まない」と褒める。つまり一緒に盛り上げてくれるのだ。それは楽屋トークでもそうらしい。だから、彼女を嫌がる人は少ないんだと。うん、なんか私も彼女を好きになった!

 自分のペースで目立とうとするタレントさん、菊地亜美の技を見習おうぜ!
(文=清水巴)

最終更新:2018/12/03 11:23
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