『四月は君の嘘』実写化キャストに「それが嘘だろ!」の嵐!山崎賢人・広瀬すずがウケない理由
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『ちはやふる』『海街diary』『orange』『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『デスノート』『進撃の巨人』……今年もアニメ・漫画の実写化が続いているが、その実態は“死屍累々”。原作ファンからポジティブな反応を得られる作品は極めて少数派であり、視聴率や観客動員がコケることも珍しくない。
そして4日、また一つ“屍(しかばね)”たちの仲間入りをしそうな作品の発表がなされた。新川直司原作、「月刊少年マガジン」(講談社)で連載され、アニメでも大きな反響を呼んだ『四月は君の嘘』の実写映画化である。
『四月は君の嘘』は、母の死をきっかけにピアノを弾けなくなった中学2年生の主人公と、自由奔放で強気なバイオリニスト・宮園かをりの関係性を軸にした青春ラブストーリー。美しいクラシック音楽と切ない物語が絶妙にマッチしており、大げさなアクションなどもないために“実写向き”の見方もできる作品だった。
主演は『まれ』(NHK)『デスノート』(日本テレビ系)に出演し、若手俳優の中ではあからさまな猛プッシュをされている山崎賢人。ヒロインには、これまたドラマに映画にCMにと、画面に映らない日はない女優・広瀬すずという、額面通り受け止めれば「旬な2人」が出演する。
だが、実写化お決まりの“キャスト叩き”を防ぐことは、今回もできなかったようだ。
このキャストに関して歓迎する意見は極めて少ない。「それが嘘だろ」「アニメの出来がいいだけにハードル上がる」「広瀬すずに好きな作品が侵されていく」など、聞こえてくるのは心配と拒否反応の声ばかりだ。原作イメージと異なる容姿や雰囲気も、今回のバッシングの原因ではあるのだろう。しかし、ここまで非難される理由は別にあると関係者は語る。
「山崎は『デスノート』で演じるL役が『オカマにしか見えない』『棒演技』と酷評されるなど、漫画の実写化作品で結果を残せていません。広瀬に関しても、今年6月に放送された『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)に出演した際に、裏方スタッフを批判するような発言をしてTwitterが炎上。急降下した好感度をいまだに修復できていないんです。そんな“すねに傷持つ”2人のキャスティングに、ブーイングが巻き起こるのも至極当然と言えるでしょう」(芸能関係者)
さらに関係者は、この2人には大衆から受け入れられない“根本的な問題”があると続ける。
「山崎も広瀬も、実質的な人気以上にテレビや映画に出演しすぎているというのが視聴者の印象じゃないでしょうか。過去、オスカープロモーションの剛力彩芽と武井咲が需要以上にテレビに出まくったことで“ゴリ押し”と揶揄され、両者とも真の意味でブレークすることはできませんでした。事務所こそ違うものの、山崎と広瀬に対する一般の認識もそれと同じでしょう。本人たちや実写化がどうのこうのというより、そういった芸能界の体質を否定する層が大きいということです」(同)
山崎は20歳、広瀬は17歳と未来ある若手俳優だが、事務所や芸能界の慣習によって人気が得られず、つぶれてしまう可能性も決して否定できないということか。
他の多くの実写化作品と同様、厳しい船出となってしまった『四月は君の嘘』。アニメの完成度から熱狂的なファンも多い作品だけに、制作陣にはぜひとも逆風をパワーに変え、豊かな作品に仕上げてほしい。それが、2人の未来ある俳優を守ることにもつながるはずだ。
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