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麻薬密輸、詐欺、交通犯罪……中韓首脳蜜月の裏で、中国人が韓国でやりたい放題!

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「今日、朴大統領と私の協力によって、中韓関係は歴代最高の友好関係へと発展した」

 9月2日、中国を訪れた朴槿恵大統領に、習近平国家主席が伝えた言葉だ。実際に今日の中韓は、政治、経済、文化、人的交流と幅広いジャンルにおいて協力関係を築いており、その親密性は1992年に両国が国交正常化して以降、歴代最高といえるだろう。習国家主席と握手する朴大統領の満面の笑みにも、両国の友好関係が端的に表れている。

 しかし、韓国国内において、中国人に対する評価は、両首脳が思うほど友好的ではないのかもしれない。というのも、中国人の犯罪が増加傾向にあるからだ。


 韓国における外国人の犯罪件数は右肩上がりで、2010年には2万2,543件だったが、14年は3万件を突破。暴力事件が約9,000件で最も多く、続いて交通犯罪が約7,000件、詐欺などの知能犯罪が約4,000件と続いている。犯罪者を国籍別に見ると、中国人が1万7,870件と圧倒的に多く、2位のベトナム人(1,943件)の10倍近い数字だ。

 麻薬犯罪などの重大な犯罪も増加しており、韓国大検察庁の「2014年麻薬類犯罪白書」によれば、昨年の覚せい剤の密輸量は前年比44.6%増の42.1kgで、その半分近い20.8kgが中国から密輸されたものとのこと。中国国籍の麻薬類犯罪者は昨年だけでも125人が逮捕されており、前年比2倍増だ。

 また去る8月にも、“ボイスフィッシング”を行った20代1人と30代2人の中国人が拘束されている。彼らのボイスフィッシングは、オレオレ詐欺のように指定口座に現金を振り込ませるような手口ではなく、ターゲットに何かしらの理由をつけて現金を自宅に保管させ、その住宅に押し入って現金を盗むといった手荒いもの。主犯が中国国内から指示を送り、実行犯が韓国国内で暗躍するといった仕組みだという。

 交通犯罪も中国人絡みが多いことは、韓国で運転免許を取得する中国人が急増していることからも伝わってくる。12年から今年7月までに韓国で運転免許証の発給を受けた外国人のうち、全体の81.9%を占めたのが中国人だった。その数は12万7,864件。韓国は中国に比べて、運転免許の取得にかかる費用や時間が少ないため、急増しているとみられているが、犯罪に悪用される可能性があるとの指摘も少なくない。ちなみに、中国人は韓国で運転免許証を取得すれば、帰国後、筆記試験を通過するだけで中国の運転免許証に変更できるそうだ。

 まさに、韓国国内でやりたい放題の中国人たち。首脳会談直後に特別会食が設けられるなどの厚遇を受けて、朴大統領の親中はますます加速しそうだが、韓国人の心情は複雑なのかもしれない。

最終更新:2016/01/26 18:29
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