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そんな風潮に対して、前掲の記事では「日本のランドセルは、想像するほどいいもんじゃない」と複数人の意見としてランドセル批判を展開している。要約すると、本革と金属で出来ているから重いし硬い、形が固定されていて見た目ほど入らない、鉄板を背負って通学する必要はない、といったもの。また、上海のある小学校の教員の意見として「私たちの学校の机にはあんなに厚みのあるカバンを置くところがないし、フタを開ける時も場所を取るのですごく不便」と、学校側の都合まで出して批判している。
カバンひとつにこれだけ批評的な意見が寄せられるのも、ランドセルが中国でいかに潜在的に人気があるかの証拠といえるだろう。記事全体への書き込みには「日本のバカみたいに高価な商品を喜んで買っている中国人が情けない」といったものが700ほど並んでいる。
中国の景気の落ち込みが顕著になってきたが、投機目的でのランドセル爆買いの風潮はしばらく続くかもしれない?
(取材・文=ルーシー市野)