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日刊サイゾー トップ > 海外  > 収監逃れるため10年で14回妊娠

お相手はいったい……? 中国の女受刑者、収監を逃れるために10年で14回妊娠

prisoner-1.jpg横顔だけから判断すると、そこそこ美形の女性にも見える

 当局による人口抑制策のもと、中国で日常茶飯事となっている妊娠中絶だが、こんな悪用例が話題となっている。

 新疆ウイグル自治区ウルムチ市で、汚職の罪により無期懲役の実刑判決を受けた女性受刑者が、この10年で14回も妊娠と中絶を繰り返し、刑務所への収監を逃れていたというのだ。中国の法律では、妊婦は刑務所に収監できないと定められている。

 この女性受刑者は、2005年に無期懲役の判決を受けた時には妊娠していたため、裁判所は法律に基づいて彼女の収監を先延ばしにして、しばらくは刑務所外での服役とすることにした。

 だが、その後になって刑務所に送られると、彼女は看守にまた妊娠していると告げ、それにより収監されないことが決まると、中絶したという。そして、体が癒えて収監される時にまた妊娠。これを14回も繰り返し、そのうちの1回はウソの妊娠だったが、残りの13回は本当に妊娠していたという。

 そして、最近になって同市の司法局が、法律の隙間を突いて収監を逃れている彼女の手口に気づき、裁判所に対して収監を執行することを提案。判決から10年たって、ようやく収監されたのだった。

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