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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム > 週刊誌スクープ大賞  > 美少年を買った武藤代議士の叫び
週刊誌スクープ大賞

1回2万円で“美少年”を買った武藤貴也代議士の悲痛な叫び「あれはウソだと言って!」

 さて、少年愛といえば、先週文春がスクープした武藤貴也自民党議員の金銭スキャンダルは、彼が離党して記者会見したが収まる気配がない。

 今週の新潮でも武藤議員が弁明しているが、到底納得できるものではない。そもそも株の購入話を持ちかけた際、「国会議員枠」で購入できるからカネを集めてくれと知人にいったとすれば(武藤議員はそういう意味でメールを書いたのではないと否定している)、そういう枠がなければ武藤議員は嘘をついてカネを集めたことになり、詐欺罪等に該当するはずである。

 自民党は、徹底的に内部調査をして「国会議員枠」なるものが存在するかどうかも公表するべきだ。その上で、嘘をついて株購入のための資金を集めたと確認できたならば即刻、議員辞職に追い込むべきであろう。

 だが、武藤議員の訳のわからない言い分など吹っ飛ばす重大スキャンダルを、今週号の文春が報じている。それは武藤議員の「未成年買春」疑惑、それも相手は美少年だというのだから驚く。これが堂々の今週の第1位。

 ゲイの掲示板サイトに昨年10月、こんな誘い文句が載ったという。

「イケメンのエロい“ウケ”がいたらサポするよ」

 ウケとは男女間のセックスでいうと女性の立場を指し、サポはサポートの略でセックスの対価としておカネを払うということだそうだ。

 それに応じたのが、「嵐」の大野智に似た細身で長身の村井雄亮さん(仮名・19)だった。最初に会ったのは11月14日。新宿・伊勢丹の角で待ち合わせて、歩いてすぐ近くのラブホテルへ直行し、1時間くらいで2万円もらったという。

 終わった後、靖国通りの「びっくりドンキー」でご飯を一緒に食べたというのが可笑しい。

 元日の夜には、村井さんを赤坂の議員宿舎へ招き入れたという。村井さんの記憶では武藤議員と会ったのは約20回、そのうち議員宿舎は4回だったそうである。2人の関係は、今年の6月に終わったという。

 さて武藤議員はどう答えるのか。村井さんという男性を知っているか? という問いには「知らない」、ゲイ専用のサイトで知り合ったのでは? という質問にも、「そんなウソばっかり」と否定していたが、性行為について、1回2万円を支払ったと聞いたがと聞くと、「そんなこと有り得ない」といいながら声が裏返ったそうである。

 その翌日、村井さんの携帯に武藤議員が電話を掛けてきて、「あれはウソだからって言って!」と泣きついたそうだ。

 文春によれば、売買春が法律で禁止されているのは異性間だけで、同性は違法行為とはならないそうだ。だが、相手は未成年である。もはや武藤氏に議員バッジをつける資格はない。議員辞職は免れないはずである。
(文=元木昌彦)

最終更新:2015/08/31 18:30
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