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週刊誌スクープ大賞

1回2万円で“美少年”を買った武藤貴也代議士の悲痛な叫び「あれはウソだと言って!」

 このところのスキャンダル続発に、さぞかし安倍首相は怒り心頭だろうと多少同情していたところに、今度は女性セブンが奥方・昭恵さんの「ご乱行」を報じたのだから、安倍さんの持病は悪くなるばかりであろう。

 舞台は南青山にある会員制バー。8月下旬のある夜、安倍昭恵さん(53)が仕事関係の人たちと教育関係の話をしていたという。

 だが、そこにいた常連客が見た彼女の飲みっぷりがスゴイ。

「赤ワインにシャンパンと、ハイペースで飲んでいました。1時間もすると目がトロンとしちゃって、もうベロンベロン。そのうち同席していた人と話しもせずに、携帯をいじり始めたんです」

 日付が変わっていたそうだ。携帯で話を終えた昭恵さんが、「呼んじゃった!」と店内に響く声で嬉しそうに告げたという。そして10分後。黒のジャケットにジーンズ姿の男性が颯爽と現れたそうだ。

 布袋寅泰(53)だった。ヌノブクロじゃない布袋は、昭恵さんが大のファンでライブには必ず足を運んでいるという。

 すぐさま昭恵さんは布袋の隣へ移ると、しばらくぶりに恋人と再会したかの如く話し始めたという。

「布袋さんにしなだれかかるように寄りかかっていたところまでは、正直まだよかった。そのうち彼の首に腕を絡ませて、肩に頭を乗せたり、彼の首筋にキスをしたりと、すごい状況になってしまって……」(別の常連客)

 彼女の唇が、布袋の顔に徐々に近づいて……というシーンまであったそうな。深夜2時、SPに抱きかかえられるように昭恵さんは退店し、その直後に布袋も店を後にしたそうである。

 自業自得ではあるが、安保法制が参議院で山場を迎え、議員の不祥事が次々明るみに出る中、トイレへ行く回数も増えているといわれる安倍首相は、この記事をどう読むのだろうか。

 オバマ大統領も夫人とは不仲だそうだから、オレのところと同じだと自らを慰めるのか、母親の洋子さんに泣きつくのか。離婚覚悟で昭恵さんとトコトンやり合うとは思えない。

 セブンが、この件についてインタビューした一般女性の反応が、子どももいないんだし、ちょっと酔うぐらいいいんじゃないという声が多いことに驚いた。

 セブンを読むかぎり、ちょっと飲むというレベルではない。ときどき玄関でそのまま寝てしまった妻を安倍さんが介抱していると報じられるが、酒も弁舌も、ゴルフの腕前でも妻のほうが上だといわれる安倍家は、典型的な女房関白なのであろうか。

 大阪・寝屋川市で起きた中学1年男女惨殺事件は、私のように事件慣れしている者でも驚かされた。

 新潮、文春ではいち早く取材して特集したが、驚いたのは今日発売の現代とポストである。この事件のことを特集で扱っていないのだ。事件取材はカネががかるといっても、これだけの大事件をやらないというのは、私にいわせれば「週刊誌の自殺」である。

 もはや2誌は、週刊誌などと名乗らないほうがいいのではないか。そう憤慨するのは私だけではないはずだ。

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