噴火被害で観光客激減の箱根山に中国人観光客が殺到!「マナー最悪でも、来ないよりは……」
2015/08/28 17:00
#中国 #東アジアニュース #中国人観光客
箱根の老舗旅館オーナーによると「噴火の影響で大幅に減った日本人観光客の穴埋めをしてくれているのが外国人」だという。
「うちは4人部屋なのに、7人で宿泊させろという中国人がいて、それでも客が入らないよりはと受け入れたところ、子どもがふすまを破ったり、時間外の入浴などマナーが悪くてびっくりしました。でも、それでもありがたいと思いますよ」(同)
6月末に噴火警戒レベルが3(入山規制)に引き上げられた箱根山は、一部警戒区域が8月24日にやっと解除されたが、現在はガスや水道などを含めた建物のメンテナンスが行われていて、営業再開にはまだ時間がかかる。観光業や消費財納入業者は軒並み苦境を強いられており、箱根湯本駅員に聞いても「おおよそ例年の6割ぐらいしか人が通行していない」と話していた。
前出オーナーは「いま、禁止事項などを中国語で書いた“マナー厳守”の看板をオーダーしたばかりで、入館時に中国語で説明してみようかと思います。外国人を受け入れる側も自力の努力が必要ですよね」と話していた。
たしかに、マナーの悪さで嫌悪するよりはマナーを改善させた方がプラスにはなる。観光地がこの先、どこもかしこも中国語だらけになりそうではあるが。
(文=ハイセーヤスダ)
最終更新:2016/01/27 18:39
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