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日刊サイゾー トップ > 海外  > 韓国アイドルビジネスの魔の手

貢げるだけ貢がせろ!? 学生ファンの親の財布を狙う、韓国アイドルビジネスの魔の手

 かつてSM所属のH.O.T.が人気絶頂だった頃、メンバーたちのDNAまでグッズ化されたというから、このような商売術はさほど驚くことではないかもしれない。某有名デパートでも一定額以上の購入者に人気アイドルのコンサートチケットを配布したりするほど、韓国ではアイドルビジネスが繁盛しているのだから。

 ただ、10代の若者たちから、あり金どころか、親の金までむしり取るようなビジネスはいかがなものか。

 もはや韓国芸能事務所にとって、グッズは大事な収入源のひとつとなっている。高額のグッズに対する是非を問われても、「スターというプレミアが付くので、その価値は十分ある」と開き直る。まだ消費に対する経験や意識の足りない10代を対象とするマーケティングは、とてもたやすい。アイドルグッズを買うために親に高額の金をねだる子どものことを「背骨ブレーカー」と呼ぶほど、最近の韓国の親はスネばかりか、骨までかじり尽くされてボロボロの状態なのだ。
 
 日本のアイドルグッズの定番であるうちわやタオルなどは、まだまだかわいいものに思える。韓流ファンのみなさんも、アイドル絡みの高価グッズに惑わされないよう注意が必要かもしれない。
(取材・文=李ハナ)

最終更新:2016/01/26 18:57
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