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日刊サイゾー トップ > 海外  > 【作ってみた】無慈悲な平壌料理
根なし草ライター・安宿緑の「平壌でムーンウォーク」

無慈悲な料理本『有名な平壌料理』のメニューを作ってみた【緑豆ムクの冷菜】編

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 さて、気になるお味は……? 

 といっても、ムク自体の味はしません。もともとムクはコンニャクのように、タレや付け合わせとともに総合的に楽しむももの。ゴマ油で和えたセリがとてもさわやかで、ほのかな酢醤油の味とマッチしていました。抹茶の味はあまり気になりませんでした。

 ところで、無慈悲な料理本「有名な平壌料理」の巻末には「料理の要領数点」としてコツがいくつか載っています。その中から毎回、一つずつ紹介していきたいと思います。

「魚のスープをおいしく作るには」

・生魚の表面のヌルヌルをキレイに取り除き、ブツ切りにして沸騰したお湯をかけた後、すぐに冷水につけてキレイに洗う。
・水量の0.3%の塩を入れた冷水に魚の切り身を入れ、20分ほど素早く煮る。
・ほぼ煮えたら酒、しょうが、月桂樹の葉、コリアンダーを入れ、一煮立ちさせたらすぐ食卓に出す。

「0.3%の塩」と、また高度な要求がサラリと差し込まれていますね!

 次は、うまくいけば犬鍋の予定です。

●やす・やどろく
ライター、編集者。元朝鮮青年同盟中央委員。政治や民族問題に疲れ、その狭間にある人間模様の観察に主眼を置く。しばしば3重スパイ扱いされるのが悩み。日朝和平、北朝鮮のGDP向上、南北平和統一を願う一市民。ペンネームは実家が経営していたラブホテルの屋号(※とっくに倒産)。<http://blog.livedoor.jp/yasgreen/>

最終更新:2016/01/27 13:25
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