“国民的作家”又吉直樹に盗作疑惑!? 大師匠のネタ引用はオマージュで済まされるのか
#週刊誌 #元木昌彦 #週刊誌スクープ大賞
さて、元プロボクサーが妻が勤めている弁護士事務所で、弁護士の一物をちょん切ったという事件には驚かされた。
新潮と文春が競っているが、被害者には失礼だが、文春のタイトルがうまい。「ボクサー夫に“チン”を狙われたイケメン弁護士『痛すぎる』報い」。ボクシングのチン(アゴ)とアソコを掛けたのはさすがだ。
加害者は小番(こつがい)一騎(24)という慶應大学法科大学院3年生。文春によれば、秋田の高校を卒業して明治大学に進学、その頃から渋谷区内のボクシングジムに通い始めたという。
なかなかいいボクサーだったそうだが、弁護士になると決意して慶應に編入したのが2年前。同級生の評価は「真面目でまっすぐな性格」だそうだ。勉学に励んでいたが、頭はスキンヘッド。
20代の奥さんの出身は厳格なカトリック一家で、父親の仕事の関係で海外にも行っていたという帰国子女。彼女が参加しているボランティア活動で小番と知り合い、2年ほど前に結婚したらしい。なぜ、真面目な男がこのような猟奇事件を起こしたのか。捜査関係者がこう話す。
「A氏(弁護士=筆者注)とB子(小番の妻=筆者注)は複数回にわたり肉体関係があったようだ。ある日、それが小番の知るところとなった。小番がB子さんを問い詰めたところ、B子さんが『A先生にお酒を飲まされ、性行為を強要された』と主張。それを鵜呑みにした小番は当日、妻を連れて話し合いに出向いた。逮捕後、小番は取り調べで、妻が準強姦をされたからと動機を述べているが、真相は違う」
ということは、AとBは合意の上だったというのだろうか。妻の言い分だけを信じた小番は、購入した刃渡り6センチの枝切りバサミを忍ばせ、話し合いがこじれるとボクシングで鍛えたパンチをA氏の顔面に叩き込み、下着を脱がせてA氏の男性器をハサミで切り、それを事務所のトイレに流してしまった。
真面目だった小番だけに、男と女の機微を考えることもなく、怒りにまかせてやったのだろうが、最悪の場合「傷害罪の上限にあたる懲役15年に近い判決が出る可能性がある」(郷原信郎弁護士=新潮)というし、民事訴訟が提起されれば「億単位の賠償請求は免れない」(同)。この夫婦が失ったものは限りなく大きい。
ところで、安倍首相を悩ます自民党議員たちの「暴走」が止まらない。週刊文春が武藤貴也衆議院議員(36)が未公開株の購入をめぐってトラブルになっていると報じたが、すぐに谷垣禎一幹事長が「調査する」と反応し、武藤議員は「党に迷惑をかける」という理由で離党届を出して即刻受理された。
経緯を簡単に紹介するとこうだ。武藤議員が学生時代の知人のA氏に「値上がり確実なソフトウエア会社の新規未公開株を国会議員枠で買える」と相談し、資金を集めてくれと持ちかけた。A氏は、23人に声を掛け4,000万円以上集め、武藤議員の秘書の口座に振り込む。だが、件の秘書は上場前日に「買えなかった」と連絡をしてきた。したがって振り込んだカネは返すのが当然だが、文春によるといまだに投資家6人に約700万円が返済されていないという。
これを読む限り、政治家にあるまじき筋の悪いスキャンダルである。選挙区では「議員辞職せよ」という声が上がっているそうだが、当然であろう。
この武藤議員、安保関連法案反対のデモをしている学生集団に「彼ら彼女たちの主張は自分中心で極端な利己的考え」だとツイートして問題になった人である。
果てしなく続く自民党発のスキャンダルに安倍首相がストレスを募らせているのはわかるが、このところ安倍さんの体調不良報道が各誌で続いているのは気になる。
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