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週刊誌スクープ大賞

“国民的作家”又吉直樹に盗作疑惑!? 大師匠のネタ引用はオマージュで済まされるのか

 お次は、自民党総裁選についての現代の記事。対抗馬が出ずに安倍が選ばれそうだが、それは安倍の最大のライバルだと思われてきた石破茂が出馬辞退してしまったためだ。現代は「ここで起たねば男が廃る」と石破にエールを送り、今回断念すればこの次はないと断言しているが、その通りであろう。

 石破茂という男、一見こわもてだが気は極めて弱そうだから、一国の宰相という器ではないのだろう。中堅の自民党議員がこう言う。

「そもそも石破さんは、安倍さんと安保観がまったく違う。安倍さんの名前こそ出しませんが、政府の安保法制の進め方に、よく文句を言っています」

 しかも、衆院で安保法案が強行採決される直前の7月14日には「国民の理解が得られているとは思えない」と言っていたのだ。なぜ出馬しないのか。

「政権の支持率が落ちすぎたからでしょう。石破さんはこう考えていると思う。このままの支持率で行けば、来年夏の参院選は自民党が大敗する。参院選後に動けば、総裁就任の可能性が高いかもしれない。いずれオレのところに順番がくるのだから、今回リスクを負う必要はない、と」(先の中堅議員)

 だが、それほど甘くはないと、政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が語る。

「総裁選をやるなら、たとえ負けるとしても石破さんは出るべきだと思います。今後は内閣支持率が危険水域に入り、安倍退陣の現実味も出てきた。そのとき急に総裁選があったとしても、二階敏博総務会長が谷垣禎一幹事長を担いだり、野田聖子元総務会長が出たりする可能性がある。安倍総理が『後継者』の稲田朋美政調会長を推すこともありえます。今回出馬しなければ、石破さんは、彼らと横並びです。安倍さんと一騎打ちをして、存在感を示せば、党内でも『次は石破』という空気が出てきます」

 石破氏は、8月7日、自身のブログにこう書いているという。

「この季節になると、荒井(松任谷)由美の(略)『Hello my friend』を無性に聞きたくなります」

 現代は「この曲の歌詞には、『僕が生き急ぐときには、そっとたしなめておくれよ』というフレーズがある。だが、いまの石破に必要なのは、たしなめる人ではない。その背中を蹴り飛ばしてでも、前へ飛び出させる人間だ」と結んでいる。その通りだが、こんなセンチメンタルな男では国を任せるわけにはいかないと思うが。

 同じ現代が、「中国の原発は必ず大事故を起こす」と警告している。

 それは8月10日深夜に起こった人口1500万人の都市、天津で起きた未曾有の大爆発事故が想起させたようだ。

 何しろ事故から1週間たった19日現在も、中国当局は死者114人、行方不明者65人と発表しているが、そんな大本営発表を信じる市民などいないそうだ。地元テレビの関係者がこう証言する。

「われわれの取材クルーが事故現場に真っ先に入り、少なくとも1000人分くらいの遺体は撮影しています。何せ3000tもの危険化合物が爆発しており、無残な屍が四方八方に転がっていたのです。それを中国共産党中央宣伝部と国家新聞出版広電総局(マスコミを管理する中央官庁)からすぐにお達しが来て、『取材ビデオはすべて中国中央テレビ(CCTV)に差し出せ』と命じられました。没収された数は、約150本に上ります」

 さらに、最悪の情報が明らかになったという。北京港湾消防総隊から救援に駆けつけた核生物化学処理部隊26人を率いる李興華副参謀長が、次のように証言したのだ。

「今週に入って現場で採取した空気のサンプルから、シアン化ナトリウムと神経ガスの2種類の猛毒ガスが検出された」

 これだけの大惨事が起きれば、最も恐ろしい事故を思い起こすことはやむを得ないであろう。天津の日本商会幹部は「これが大連でなくてよかったというのが、われわれの正直な感想です」と話す。

 大連には原発があるからだ。大連の原発とは、13年2月に1号機が稼働を始めた遼寧紅沿河原原発のことだ。その後、2号機と3号機も稼働を始め、この7月には6号機の工事が始まったそうだ。合わせて、日産9,600万kw時の発電量を目指しているという。

 中国は世界3位の原発大国で、習近平政権は2020年までに51基の原発を稼働させようとしているそうだ。

 中国は地震大国でもある。それなのに原発は十分な耐震構造になっているとは思えないと、元東芝原子力プラント設計技術者の後藤政志氏が指摘している。

 中国の原発への協力は、東京電力がやっていた。だが、福島第一原発事故により東電は協力できなくなり、フランスなどの協力を得て大車輪で原発を造っているのであろう。

 中国の電力不足は深刻である。だがそれだからといって、安全基準のゆるい原発をつくり続ければ必ず事故を起こすことは間違いない。尖閣問題よりも、はるかに深刻な問題である。

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