アクセスを遮断しても、URL変えてまた再開……韓国最大のアダルトサイト「ソラネット」の罪
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韓国の有名私立大学である弘益(ホンイク)大学の女子トイレで、盗撮用小型カメラが見つかった。便器に座る女子大生の正面姿を狙ったカメラは、電灯のスイッチをかたどっていたという。
ネット通販で簡単に入手できる盗撮用超小型カメラは、メガネ、イヤホン、ネジ、ネクタイ型など、日々進化を続けている。防犯や証拠収集という本来の目的よりも、盗撮に悪用されるケースのほうが多いようで、それらを使った盗撮事件の増加に頭を抱えている韓国だが、問題はそれだけではないようだ。
というのも、そういった盗撮画像をネット上で公開しているサイトがあるのだ。それが、韓国政府も手を焼いている国内最大のアダルトサイト「ソラネット」である。
韓国版2ちゃんねる「イルべ(日刊ベスト貯蔵所)」とともにネット上で最も厄介な存在として知られるソラネットは、謎の外国人運営者によって1999年に開設。現在100万人に及ぶ会員数を誇る。盗撮画像・動画のシェアが活発に行われるため、盗撮動画の聖地ともいわれている。韓国放送通信審議委員会はソラネットを“公共の敵”とみなし、アクセスを遮断するべくモニタリング調査に力を入れている。しかし、海外にサーバーを置いてURLを頻繁に変えるため、なかなか苦戦しているらしい。2008年から現在まで200回以上アクセスを遮断してきたが、まるでゴキブリのようなしぶとさという。
ソラネットの「のぞき」という名の掲示板には、1日40件以上の盗撮画像や動画がアップされる。クリック数は1件あたり1万回以上。見知らぬ一般人女性の胸や足などはもちろん、恋人との性行為、妻や妹など身近な人を撮ったものも珍しくない。本人や知人が見れば十分気がつくほど、プライバシー侵害を引き起こすものがほとんどだ。
しかも、ソラネットにアップされたものはネットに拡散される可能性が高く、実際にも被害が続出している。ユーザーたちから罪悪感は一切見られない。まるで品評会のように、モノと同じ感覚で女性を評価しているのだ。
それどころか「素晴らしいショットだ」「こんな撮影テクニックを学びたい」といったコメントがたくさん寄せられ、より赤裸々な盗撮をするヤカラのことを「作家」と呼んで祭り上げるほど。盗撮動画や画像を見て好奇心をくすぐられた他のユーザーが模倣犯になってしまうのが、盗撮犯罪増加の大きな原因といわれている。
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