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日刊サイゾー トップ > 海外  > 影響力増すパク・クネ大統領の実妹

日韓関係のダークホース!?  駐韓日本大使館前焼身自殺未遂の引き金となった、パク・クネ大統領の実妹とは

「韓日国交正常化がなされているのに、いまだに過去の問題を主張して反目していると、非正常に戻りますよね。それは未来志向型ではない。なぜ、首相が替わるたびに謝罪しろと主張するのか。1980年代、チョン・ドゥファン大統領が訪日したときに、天皇陛下が謝罪されたのが基本的な謝罪でしょう」

「何度も謝罪を要求するな」というクンリョン氏の主張は、慰安婦問題の解決を日韓首脳会談の前提条件としているクネ大統領とは、真逆の意見だ。そもそもクンリョン氏は、クネ大統領と犬猿の仲とされている。それは、2008年のクンリョン氏の結婚式にクネ大統領が参加しなかったという事実だけでなく、クンリョン氏の夫がクネ大統領を冒涜して警察沙汰になった過去からもわかるだろう。さらに12年、無所属で選挙に出馬するとして、姉と対立。また、13年2月のクネ氏の大統領就任式にも招待されていないにもかかわらず、押しかけてきたという情報もある。09年には、統一教会が主催する合同結婚式に参加したこともあった。

 もともと「大統領の娘」「大統領の妹」として、タレント的な扱いを受けてきたクンリョン氏だったが、8月4日に放送されたニコニコ動画のインタビューに出演以降は“親日派の代表的存在”になっている。当然、韓国国内では批判の声が圧倒的に多く、“土下座謝罪”をした鳩山由紀夫元首相と比較されながら、「どちらが韓国人かわからない」などと皮肉られることも少なくない。

 いずれにせよ、ひとりの老人に焼身自殺を選択させるほど、影響力を増しているパク・クンリョン氏。韓国国内政治、日韓関係のダークホースになるのかもしれない。

最終更新:2016/03/24 12:24
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